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《織田信成氏、モラハラ訴訟に敗訴》教え子の保護者たちが告発していた問題発言「価値がない選手」「国に帰れ」

2019年11月、大阪地裁に向かった織田信成(時事通信フォト)

2019年11月、大阪地裁に向かった織田信成氏(時事通信フォト)

 フィギュアスケーター・織田信成氏(35)とフィギュアスケートの濱田美栄コーチ(63)がそれぞれ相手を訴えていた訴訟の判決が、3月2日に大阪地裁であった。松本明敏裁判長は、織田氏の訴えを棄却する一方で、織田氏の記者会見やブログ投稿などで名誉を毀損されたという濱田氏の反訴請求は認め、織田氏に220万円を支払うよう命じた。

 織田は2017年4月に関西大学(以下、関大)アイススケート部の監督に就任した。しかし、2019年9月に監督を退任。同年11月に会見を開き、濱田コーチによるモラルハラスメントで辞任に追い込まれたことを明かした。そして、精神的苦痛を受けたとして濱田コーチに1100万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴した。

「織田氏の主張によると、選手にとって危険な練習方法だと感じて濱田コーチに意見したところ、濱田コーチが激高し、それから無視や陰口、悪い噂を流されるなどの行為が続いたそうです。約2年半にわたってモラハラを受けていたとして、『(年上の濱田コーチと)パワーバランスがあり、監督でありながら決定権がなかった』と涙していました」(全国紙記者)

『女性セブン』は、2019年11月に行われた織田氏の会見後すぐに彼を知る人々に話を聞いている。当時、ある選手の保護者はこう打ち明けていた。

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