眞鍋かをりと山本厚郞氏
今じわじわと流行中のFX（外国為替証拠金取引）システムトレード（シストレ）。そこでシストレの元祖、ひまわり証券の執行役員、FX企画グループ担当の山本厚郎氏にタレント・眞鍋かをりがシストレのメリットを聞いた。
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眞鍋：FXって、「ヤバイ！」って思ったらすぐに損切れ、っていうじゃないですか。シストレはその点でも安心ですか？
山本：ストップロスは早めに出すようにしています。ただし、ひまわり証券のシストレツール「エコトレFX」のコンセプトは損小利大。そのためには、コツコツと続けていくことが大切なんですね。当社のお客様で勝たれている方を見ても、焦らず、イチかバチかの勝負も極力避け、長く続けている方が多いです。
眞鍋：そうなんですよね。大きな利益を得ることよりも、どれだけ損を小さくするかが大切だってよく伺います。
山本：そんなときにも、シストレって役立つんですよ。たとえば、トレンドフォロー型の売買システム一つに絞るのではなく、逆張りの売買システムも設定しておくと、結果的に資産を守ることに成功したりします。
眞鍋：なるほど！ 「私は初心者だから一つの売買システムに任せるわ」という方と、「一つだけだと心配だから、違うタイプを二つ設定しておく」という方、どちらが多いですか？
山本：最初にランキングで一番人気のものでやってみて、しばらくして違ったタイプのものを設定する、という方は多いですよ。
眞鍋：みなさん学習していくわけですね。「エコトレFX」のこんな使い方もあるよ、という裏技的なものはありますか？
山本：裏技とはいえませんが、エントリーを「エコトレFX」に任せ、最後の決済はご自身で行なう、という方がいらっしゃいます。
眞鍋：あ～。「やっぱり最後は自分で！」って思うんでしょうね。
山本：ただ、あまりそれはおすすめではないのですが……。
眞鍋：あら？
山本：決済をご自身で判断されるということは、それはもうシストレではなく裁量トレードなんですね。
眞鍋：つまり損切りが遅れたり、もうちょっと待てば勝てたのに、というところで逃げてしまったり、ということが起きてしまうんですね。それじゃあ意味ないですよね。
山本：その通りです。
眞鍋：きっと売買システムは「も～、あなたはいじらなくていいから！ 私に任せておきなサイ！」って思ってるだろうな（笑）。
山本 不安な方は、「エコトレFX」をしながら、予算内で裁量トレードも行なうのもありでしょうね。ご自身でFXをされる場合は、経済指標をデータ化した「ファンダメンタル図マップ」略して「図マップ」もありますし。
眞鍋：ズマップ!?
山本：はい、過去の経済指標の発表時にどう値動きがあったかを見ていただくことができます。
眞鍋：じゃあ、今回こんな経済指標が発表される、とわかったら、「図マップ」で過去にさかのぼって似た経済指標の発表時を探せばいいんですね。それはすばらしい判断基準になりますね。
山本：おそらく、まだ他社さんではないサービスだと思います。
眞鍋：でた～！ やっぱりひまわり証券さんは、「一番」がお得意ですね！
※マネーポスト2011年7月号
