ライフ

富士フイルムがついにTB級の大容量「光学ディスク」開発の噂

 パソコンのデータのバックアップ、ちゃんとしていますか? 大容量のHDDが安価で買えるようになった今、外付けのHDDに保存している方も多いと思います。でも、HDDが動かなくなったらどうします? 故障しちゃったら長年溜め込んだデータやあの動画が一瞬で飛んでしまいます。そうならないためにも光学ディスクなどのメディアに保存しておくのがベストなのですが、BD(ブルーレイディスク)でも容量はあまり大きくない。ここ最近では、光学ディスク=過去の産物でした。ところが、近い将来、TB(テラバイト)級の光学ディスクが開発されるというのです。

『メルマガNEWSポストセブンVol.42』内のコンテンツ『Gizmodo Japan』プレゼンツ最新ガジェットニュースでは、TB級の光学ディスクの最新情報について詳報しております。

 * * *

 こんにちは、ギズモードライターの小暮です。まずは、ギズモード・ジャパンの最近の人気記事TOP5をご紹介します!

【第5位】
■ジョブズの肖像入り1ドル札が発売。もちろん実際に使えます!

【第4位】
■12年間植物状態だった男性と脳スキャンで対話することに成功

【第3位】
■「iPhone 5ってWi-Fiつながらないよね?」という方へ、その対応策

【第2位】
■ヘリウムが枯渇の危機! 風船は8500円に値上がり!?

【第1位】
■凄い! 部屋の中に「本物の雲」を発生させる2012年最高の発明&サイエンスアート

 以上、人気記事TOP5でした。それでは今週の注目ガジェット情報にいってみましょう!

 記録装置の大容量化、インターネットの高速化、パソコン自体の高性能化…さまざまな要因が重なって、この数年でユーザーが生み出すデータサイズの量は驚くほど増加しています。では、これらをまとめてバックアップするために何を用いるかというと、すでにDVDでは容量が足りないため、必然とBD(ブルーレイディスク)となりますが、それでも25~50GBまで。最新規格のBDXLでも最大128GBまでに過ぎません。

 例えばパソコン1台まるまるバックアップしたい場合。例えば映像や音楽、写真などが溜まった2TBのHDDをバックアップする場合を想定すると、50GB記録のBDメディアでも40枚必要になってきます。とんでもない話ですよね。だったらバックアップ用にHDDをもう1台増設したほうが…となってきます。現在HDDからのアウトプットに適したデバイスはメディアではなく別のHDDなのです。

 しかし、HDDはバックアップメディアに適任かといえばそうでもない。故障しやすいし、衝撃に弱いので、バッグの中に入れて気軽に持ち出すというわけにはいかない。やはりバックアップに適しているのは光学メディアだといえるでしょう。

 光学メディアにとってネックだったのが、その容量ですが、ついにHDDにも負けない大容量保存が可能な光学メディアが誕生するかもしれません。

 富士フイルムは2015年リリースをめどに、1TBの光学ディスクの開発を予定しているとの報道が海外を中心に駆け巡っております。さらに近い将来には15TBのディスクが登場し、BDメディアよりも安価に生産ができるという話も!

 まだ正式名称は決まっておらず、あくまでも開発中という噂ですが、行き詰まった光学メディアの進化を打破するかもしれませんよ。期待が高まります!

※参考ページ
光学ディスクがついに容量「1TB」、2015年には実現可能?

※『メルマガNEWSポストセブンVol.42』

トピックス

水原一平氏のSNS周りでは1人の少女に注目が集まる(時事通信フォト)
水原一平氏とインフルエンサー少女 “副業のアンバサダー”が「ベンチ入り」「大谷翔平のホームランボールをゲット」の謎、SNS投稿は削除済
週刊ポスト
解散を発表した尼神インター(時事通信フォト)
《尼神インター解散の背景》「時間の問題だった」20キロ減ダイエットで“美容”に心酔の誠子、お笑いに熱心な渚との“埋まらなかった溝”
NEWSポストセブン
水原一平氏はカモにされていたとも(写真/共同通信社)
《胴元にとってカモだった水原一平氏》違法賭博問題、大谷翔平への懸念は「偽証」の罪に問われるケース“最高で5年の連邦刑務所行き”
女性セブン
富田靖子
富田靖子、ダンサー夫との離婚を発表 3年も隠していた背景にあったのは「母親役のイメージ」影響への不安か
女性セブン
尊富士
新入幕優勝・尊富士の伊勢ヶ濱部屋に元横綱・白鵬が転籍 照ノ富士との因縁ほか複雑すぎる人間関係トラブルの懸念
週刊ポスト
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン
カンニング竹山、前を向くきっかけとなった木梨憲武の助言「すべてを遊べ、仕事も遊びにするんだ」
カンニング竹山、前を向くきっかけとなった木梨憲武の助言「すべてを遊べ、仕事も遊びにするんだ」
女性セブン
大ヒットしたスラムダンク劇場版。10-FEET(左からKOUICHI、TAKUMA、NAOKI)の「第ゼロ感」も知らない人はいないほど大ヒット
《緊迫の紅白歌合戦》スラダン主題歌『10-FEET』の「中指を立てるパフォーマンス」にNHKが“絶対にするなよ”と念押しの理由
NEWSポストセブン