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2017.04.01 16:00  NEWSポストセブン

お悔やみの作法Q&Aまとめ by NEWSポストセブン

 お悔やみの言葉や遺族との会話など、お通夜や葬儀のマナーに関するQ&Aを、現代礼法研究所代表の岩下宣子さん、“大人力”で知られるコラムニストの石原壮一郎さん、そして葬儀ビジネス研究所の吉川美津子さんに聞いた。(2017年4月1日更新)

Q:訃報を聞いたら、まず「御愁傷様です」や「お悔やみ申し上げます」と言うのは正しい?


正しいお悔やみの言葉は?

︎A:絶句するのもアリ。はっきりしすぎる口調は避ける

「言葉が出てこなければ、無理せず、絶句するのもアリです。また、御愁傷様です、とはっきり言うより、最後は“もごもご”と、消え入るような声で話した方が悲しみも伝わるのではないでしょうか」(石原さん)

 

Q:お悔やみの言葉に添えたい一言は?


︎A:「大変なところをわざわざお知らせいただき、ありがとうございます」

「大事なかたが亡くなったショックと葬儀の準備などで慌ただしい中、知らせてくれるわけですから、“御愁傷様です”や“お悔やみ申し上げます”の前に、“大変なところをわざわざお知らせいただき、ありがとうございます”と添えましょう。訃報を伝えなくてはいけない人がほかにもいるわけですから、できるだけ手短に。ただし、“ご葬儀には必ず伺わせていただきます”の一言は忘れずに」(石原さん)

 

Q:お悔やみの言葉はLINEやメールで伝えてもOK?


 

LINEで伝えても大丈夫?

︎A:必ずしもマナー違反ではない

「5年ほど前は、メールでお悔やみを伝えるなんて非常識だといわれていましたが、今はLINEやメールは伝達事項だけなく、気持ちを伝えるツールとして普及しています。目上のかたや仕事関係の相手には避けた方がいいですが、親しい間柄でも、電話をするのがはばかられるとか、直接会ってお悔やみの気持ちを伝えるのが難しいような場合は、LINEなどを使っても構わないと思います。その際は、“ご返信は不要です。私でお力になれることなら、遠慮なくおっしゃってください”などと、返信の負担をできるだけ減らすような文面を添えてください」(吉川さん)

 

Q:言ってはいけない言葉はある?


︎A:重ね言葉、不吉なことを連想させる言葉、不幸自慢など

「くれぐれも」や「ますます」などの重ね言葉や「消える」「浮かばれない」など、不吉なことを連想させる言葉は、お悔やみの時に使ってはいけないといわれる。ただ、動揺していると不用意に使ってしまうこともある。
「あまり神経質になりすぎるのもストレスになるので、素直な気持ちを伝えることをまず優先させましょう。“大往生でしたね”や“天寿を全うされましたね”は、遺族が言う言葉で、お悔やみの言葉としてはふさわしくありません」(石原さん)

「夫を亡くしたかたに対し、“自分が夫を亡くした時はもっと大変だった”などと不幸自慢を話すのは、大切な人を亡くしたかたに対して失礼。また、“早く元気になってね”も、悲しんでいる相手には無理なこと。大事な存在を亡くした傷は一生、癒えることはないので、“時が経てば忘れるわよ”などと軽々に言うべきことではありません」(吉川さん)

 

Q:通夜振る舞いの席で口にする話題は?


︎A:故人を褒める、ご遺族を気遣う

 通夜が終わったあとに料理が振る舞われることを「通夜振る舞い」という。
「この時の話題として、故人のことを褒めると供養になります。例えば、“あの人の周りではいつも笑顔が絶えませんでしたね”は、遺族からしても、言われて嫌でない言葉だと思います」(石原さん)
 同様に「子煩悩だった」「家族を大事にする人だった」など、故人を偲ぶ想いとともに、ご遺族を気遣う気持ちも大切にしたい。

 

Q:葬儀が終わってから訃報を知った場合は?


︎A:先に一言伝えてから、お香典やお花などを送る

 一般的には「存じあげなくて、申し訳なかった」と素直に伝えてから、気持ちとして、お香典やお花、お線香などをお送りするのがよいとされている。
「ただし、あまり後からお金を送られても、お返しが負担になるので、お香典をお送りするのは四十九日まで。遺族側の応対時のご負担を考えると、四十九日以降は、直接の訪問より、お花を送るなどして弔意を伝える方がいいでしょう」(岩下さん)

 

Q:ペットを亡くした人に声をかけるお悔やみの言葉は?


ペットを亡くした時のお悔やみの言葉は?

︎A:相手の悲しみに寄り添う言葉

「“御愁傷様です”と言うよりは、“悲しいね、私も悲しい”などと相手の悲しみに寄り添い、背中をさすりながら、共に悲しんだ方がいいでしょう。これは人にも同じことが言えますが、愛する人を亡くした悲しみに対して、言葉は無力。いくら何を言っても、悲しみが癒えることはありません。それよりも、黙って、共に悲しむのが何よりのお悔やみです」(岩下さん)

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