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キックボクササイズ 減量だけでなくストレス解消、脳活性化の効果も

プロキックボクサーの大滝裕太さん

プロキックボクサーの大滝裕太さん(撮影/you ishii)

 巣ごもり生活で太ってしまい、どうにかして体重を減らしたいと思っている人も少なくないだろう。そのためにはもちろん食事制限も重要だが、運動も欠かせない。短い期間で一気に体重を落とすなら、筋トレよりも有酸素運動の方が効率的だ。

 短期間での減量の専門家とも言えるプロキックボクサーの大滝裕太さんはこう言う。

「有酸素運動は、酸素を体内に取り入れることで脂肪を燃焼し、体重が落ちます。筋トレは消費カロリーはそれほど高くありません」

 つまり、外出できないいまは、部屋の中で有酸素運動のトレーニングをするのが最適というわけだ。

 なかでも、キックボクシングの動きは全身を使うため、有酸素運動と筋トレが同時に行える。ヒップアップやくびれなど体のメリハリづくりにも効果的だ。

 さらに、ボクシングにはダイエット以外にもさまざまなメリットがある。

「腕や背中を大きく動かすので、私自身、血流がよくなって肩こりが改善しました。しかも、肩こりが原因で起こっていた頭痛もなくなりました。力いっぱいミットを打つことでストレス解消にもなるし、脳も活性化します」(大滝さん)

 実際に、大滝さんが主宰するキックボクササイズのトレーニングを受ける生徒たちは、「パンチやキックの種類を考えながら動くので、想像以上に頭を使う」と話す。

 プロの減量を素人がそのままコピーすることは無謀だが、コロナ収束の日へ向けて、たるんだ生活をまずは鍛え直したい。

【プロフィール】
大滝裕太/プロキックボクサー。K-1出場、恋愛バラエティー番組『あいのり』(フジテレビ系)出演、どら焼き職人など、多彩な顔を持つ。東京・中野でキックボクシングのレッスンも主宰している。

※女性セブン2021年3月11日号

ああ

有酸素運動と筋トレを同時に行ってメリハリボディを作ろう

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