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慶応高校野球部、選手たちの肉声 “美白プリンス”丸田湊斗は「こうなったら大学でも野球を続けざるを得ない」

一躍、注目の存在に(左から丸田湊斗、清原勝児、延末藍太)

一躍、注目の存在に(左から丸田湊斗、清原勝児、延末藍太)

 慶応高校の107年ぶりの優勝で幕を閉じた夏の甲子園。大会中に日焼け止めを塗っていることが話題となり、美白プリンスと呼ばれて人気者となったのが、慶応の中堅手・丸田湊斗だ。U-18日本代表にも選出された丸田は、決勝で大仕事をやってのけた。自身「公式戦初」となる本塁打を右翼席に叩き込み、甲子園は興奮のるつぼと化した。

「周りの環境が急に変わって、戸惑いがあるんですよ。(大学で野球を続けるか)迷ってはいたんですけど、ここまで来たら続けざるを得ない(笑)」

 丸田は趣味がピアノという点でも注目を集め、推しているアーティストも明言。

「今は自宅の電子ピアノで、テスト期間中の息抜きに弾くぐらいなんですけど、ヒゲダン(Official髭男dism)の『Pretender』をよく弾いています」

 乱視用のゴーグルタイプメガネがトレードマークの一塁手・延末藍太は3兄弟の次男。兄は横浜高校主将として2年前の夏の甲子園に出場し、4歳下の弟は兄たちが通った世田谷西シニアに所属。この夏は中学硬式野球の日本一決定戦「ジャイアンツカップ」を制した。延末も聖地で躍動、チームを勢いづけた。

「僕は野球が大好きで、純粋に上手くなりたいという気持ちで野球をやっている。プロになりたいという目標があるわけでもないし、草野球でも楽しめるんですけど、ここまで来たら続けられるまで野球を続けていきたい」

 実は中国放送に勤務する父・健治さんはプロデューサーとして、お笑いタレント・有吉弘行が表舞台から消えていた時期に番組に起用。恩人であり、ラジオ番組では有吉も延末の活躍を喜び、エールを送っていた。延末本人は「僕には人を笑わせる才能はない」と、父と同じテレビマンになるつもりはないらしい。

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