【北陸新幹線・金沢～敦賀間開業】独自のそば文化が息づく“そば王国・福井”で「越前おろしそば」を味わう旅

左側は福井県産在来種の実で小粒が特徴的。右側は福井県外の改良品種の実で、収量性を高めるため粒が大きい （撮影／太田真三）

福井県産玄そばを石臼で挽いて打つ「蕎麦 やすたけ」（福井市）の「あげ焼きおろし」。福井名物「竹田の油揚げ」、大根おろしが鎮座する（撮影／太田真三）

39台の石臼で県産玄そばを製粉するカガセイフンの加賀社長 （撮影／太田真三）

極粗挽きの十割そばは野趣あふれる風味を楽しめる。注文を受けてから、身も皮も薄緑色をした坂井市産の辛味大根など3種類の大根をおろし、鰹節を削る （撮影／太田真三）

「そばがき（手臼挽粗粉）」は口の中に入れると淡雪のようにとけていく （撮影／太田真三）

そば愛が高じ、脱サラして47歳で店「そば蔵 谷川」を開いた谷川正美さん （撮影／太田真三）

「揚げ餅おろしそば」：大根おろし入りつゆを纏ったそばと揚げ餅は相性抜群。冷たいそばメニューでは、しっかりした食感の十割太打ち、繊細な風味の十割細打ちから選べる （撮影／太田真三）

「蕎麦やすたけ」2代目の北谷敏一さん （撮影／太田真三）

「おろし天ぷらそば（並）」：つゆは大根のしぼり汁が90％以上を占め、秘伝の出汁と特注の醤油が絶妙に調和。爽快な辛味が香り高いそばに絡み、クセになる美味しさ※つゆ別添えは1人2皿以上から （撮影／太田真三）

「生そば　新保屋　三国」4代目の店主・新保匡章さん （撮影／太田真三）

勝山城博物館の周辺にはそば畑が広がる （写真提供／カガセイフン）

北陸新幹線の延伸により、東京－敦賀間を直通する「かがやき」「はくたか」は1日14往復する（時事通信フォト）

東京駅から福井駅までは最短約2時間51分、敦賀駅までは最短約3時間8分で結ばれる（路線図製作／タナカデザイン）