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今の日本の女子プロゴルフは「歴代最強」 パリ五輪に挑む山下美夢有は「やっぱりメダルは獲りたいです」

「やっぱりメダルは獲りたいです。そのために全力で頑張ります」と語った山下美夢有(時事通信フォト)

「やっぱりメダルは獲りたいです。そのために全力で頑張ります」と語った山下美夢有(時事通信フォト)

 連日熱戦が続くパリ五輪。8月7日から始まる女子ゴルフ競技を前に山下美夢有(23)はこう語った。

「やっぱりメダルは獲りたいです。そのために全力で頑張ります」

 史上8人目の2季連続年間女王で、今年も99ホール連続ノーボギーのツアー記録を達成。安定したゴルフを続けている。

「海外への参戦で戸惑うのは芝の違いだが、順応力に優れる山下はそれを苦にしない。精神力とスタミナの強さもあり、日の丸を背負って戦う初の五輪に大きな期待がかかる」(ツアー関係者)

 今、日本の女子プロは「歴代最強」といえる面々が活躍している。今季、メルセデスランクで山下を追う小祝さくら(26)は2018年から連続ベスト10入りを果たし、今季もすでに2勝を挙げた。

 今季3勝と一気にブレイクした竹田麗央(21)は母と叔母をプロゴルファーに持つサラブレッド。ダイヤモンド世代と呼ばれる尾関彩美悠(21)と櫻井心那(20)は、ルーキーイヤーに10代でツアー優勝を果たしており、山下を追う存在だ。

 五輪、そしてシーズン後半の争いがますます楽しみだ。

取材・文/鵜飼克郎

※週刊ポスト2024年8月16・23日号

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