〈オレも愛里なしじゃ生きていけない〉高田馬場刺殺事件・人気ライバー“最上あい”さん（22）と高野健一容疑者の“親密LINE”《裁判資料にあったスクリーンショット》

　3月11日午前、人気ライバー“最上あい”こと佐藤愛里さん（22）が、路上で刺殺された事件で、栃木県小山市在住の職業不詳・高野健一容疑者（42）が現行犯逮捕された。佐藤さんは、ライブ配信アプリ「ふわっち」で2600人以上のフォロワーを抱える人気配信者で、事件当日、「3.11 山手線徒歩1周」企画を行っていた。【前後編の後編。前編から読む】

　高野容疑者は調べに対し、「事件前日、被害者が山手線1周企画をすると配信で見たので、当日の朝に上京し、ライブ配信を見て、被害者を発見して犯行に及んだ」と供述しているという。

「容疑者は、『女性に200万円を超える額を貸しているが、返してもらえないため犯行する決心をした』と話しています。また、佐藤さんの口座に直接金を振り込んでいたことや、『消費者金融から借金をした』などとも供述しており、警察はふたりの間に何らかの金銭トラブルがあったとみて捜査を進めています」（大手紙社会部記者）

　高野容疑者が犯行動機として供述している“金銭トラブル”について、宇都宮地方裁判所栃木支部には、2023年12月、「原告・高野健一」「被告・佐藤愛里」として、「被告は原告に対し、2514800円及びこれに対する令和5年12月8日から支払済みまで年3%の割合による金員を支払え」と命ずる判決の記録が残っている。