KDDI “カノジョと添い寝”ベッド型スマートフォン発売
毎年初夏に噂される新・iPhoneの噂。今年もiPhone5Sが6月に発売されるという噂が出始めているが、iPhoneをはじめ、いつでもどこでもネットにたやすく接続できるスマホは、もはや必携。米モトローラ・モビリティが17カ国9500人を対象に実施したメディア利用動向に関する年次調査 では、日中だけでなく“就寝時”にテレビを見ながら就寝するという回答者は36%にとどまったのに対し、寝室でスマホを見ていると回答した人は46%、タブレットと回答した人が41%と、テレビの利用をすっかり上回っている。
就寝時の利用が多いという実態が明らかになるなか、KDDIはついに“ベッドサイズ”のスマートフォン、「zzzPhoneBed」を発売した。昨今の熾烈な純増数争い、基地局数争い、料金争いにケリをつけ、一気に振り切った作戦なのか。大きさはセミダブル、連続通話時間 (音声通話時)は41年と、サイズの大きさを活かした大容量バッテリーで当然ながら他社の追随を全く許さない。もちろん同社得意のアプリが取り放題になる「スマートパス」サービスにより、月額525円でアプリもダウンロードし放題。さらに、生活がより便利になるだけでなく“うるおい”が大きく異なってくることをうたう。
例えば、ベッド自体が目覚まし時計になるため、“うたパス”を使えば、毎日異なる名曲で起きる事も可能。大きい画面は、これまでのように指でちまちま動かすのではなく、“ランニングスクロール”することで毎日の運動不足も解消と、一石二鳥。ITライターの吉田さんも「タッチパネルの付加価値も、ここまできたかという感は否めませんね」と感慨深げだ。
さらに寝るときには快眠アプリ「羊が1匹」がプリインストールされているが、ここはやはり「添い寝アプリ」を楽しみたい。zzzPhoneBedという革新的なインターフェイスだからこそ実現できた、“添い寝”の未来形。アプリ「SoineApp4.1」で、等身大のカノジョをなでるのもさするのも、思うがまま。二次元の彼女を希望する男子が増えてきているという日本市場には、大きな一石となる。
「顔赤くなっちゃう。そんなに見つめないで」「今日は、頭撫でてほしいな・・・」
なんて甘えてくるカノジョのとなりで顔を見つめながら、カノジョの寝息を、次元を越えて聞くことができる幸せ……。さみしい夜もこれで解消、寝るのが楽しくなること請け合いである。
なお、KDDIの本気が炸裂した「zzzPhoneBed」は1日 限定で予約可能。Twitterで予約することができるというのも画期的だが、時間に限りがあるので、気になる人は急いだほうがいいだろう。ちなみに、1日限定の予約日はエイプリルフールである。