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「パンツ大臣」に民主党幹部「女物だからパンティ大臣だろ」

 永田町には与野党の国会議員や秘書、国会職員たちの間だけで流行った独特の隠語がある。いわば「永田町裏流行語」だ。3つ紹介しよう。

◆「パンティ大臣」
 いわずと知れた下着泥棒疑惑が報じられた高木毅・復興相のことだ。本人がいくら否定しても、国会では民主党が独自調査をもとに疑惑追及を続けている。いまや安倍首相は「かばうのも嫌だとウンザリ気味の様子」(自民党国対幹部)と辞任は時間の問題とみられている。

 永田町、復興庁の役人まで陰では「パンツ大臣」で通用するが、それを聞いた民主党の最高幹部がひとこと。

「女物なんだからパンツじゃなくて、パンティ大臣だろう」

 それを機に同党では「パンティ大臣がブームになっている」(民主党秘書)のだという。

◆「浪人のエリカさま」
 今年は他にも政治家のスキャンダルが目立った。「浪速のエリカさま」こと上西小百合・代議士は体調不良を理由に国会を欠席した翌日に男性と京都旅行していたことが発覚。議員辞職を拒否して維新の党を除名されたが、その後、議員のまま露出度の高い写真集を出版するなどチャレンジングな活動を続けている。

◆「利己的」
 安保反対の学生団体SEALDsの活動を〈彼ら彼女らの主張は「だって戦争にいきたくないじゃん」という自分中心、極端な利己的考え〉とツイートして批判されたのが武藤貴也・代議士。「天網恢々」というが、この武藤氏は金銭スキャンダルで自民党を追われたあと、なんと「愛人男性」から議員宿舎で同棲生活を送っていたことを暴露されるなどスキャンダルが次々に発覚した。

 武藤氏と近かった自民党議員の秘書の間ではこの「利己的」という言葉がブームとなった。

「自己中心的とか一方的みたいなときは全部、『それ、利己的だよね』という風に使ったりしました。あまりにも頻繁に使っていたので、秘書の同僚と『利己的ってたぶん、流行語大賞にノミネートされるよね』と話していたんですが、世間ではそんなに使っていなかったんですね(笑い)」(自民党秘書)

※週刊ポスト2015年12月25日号

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