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ブラジルの家庭事情 裕福でなくてもお手伝いさんを雇う

 オリンピックの開催で世界中から注目の的となっているブラジルのリオデジャネイロ。日本からすればまさに地球の裏側で、文化も全く異なる。たとえば、家事に関する考え方。『バイキング』(フジテレビ系)などに出演する、ブラジル出身のタレント・シモネさん(37才)はこう話す。

「ブラジルでは、裕福な家庭でなくても、お手伝いさんを雇うのが一般的です。1DKの部屋でもそうです。住み込みだったり週数回の清掃のみだったりと形態は違いますが、どの家庭の家もいつもピカピカです」

 南半球にあるブラジルは、夏と冬が日本と逆で、5~8月が冬にあたる。リオは冬でも暑く、平均気温は20℃を超える。年中汗をかくからだろうか、ブラジル人はアイロンがかけられたシャキッとした衣類が好きなのだという。

「ワイシャツはもちろん、Tシャツや下着にまでありとあらゆる衣服にアイロンをかけます。かける種類ごとにアイロンを使い分ける家もあって、兄の家には、アイロンが4台ありますよ」(シモネさん)

 また、ブラジルには楽観的気質の人が多く、「なんとかなるさ」という意味のJeitinho (ジェイチーニョ)と言う言葉がよく使われるという。

「沖縄の方言“なんくるないさー”に近いです。同じ南国だから、感覚が近いのかもしれませんね」(シモネさん)

※女性セブン2016年8月18・25日号

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