「市長は自身のフェイスブックに、『今は、別府行くより、草津行こうぜ。そして草津が元気になったら、粋な別府にも来ようぜ。』と書いています。市役所にも群馬の方から『ありがとう』とお電話をいただき、少しでも恩返しができたのではないかと思います」(同前)
温泉地の取材経験豊富なエッセイストで、跡見学園女子大学兼任講師の山崎まゆみ氏は「温泉地同士のエールの送り合いは初の試みです。今後は日本中の温泉地で新しい連携が生まれると思います。草津だけでなく別府も盛り上がってくれたら嬉しいです」と話す。
「草津行こうぜ」広告によって別府の観光客まで増えるという思わぬ“効果”が生まれるかもしれない。
※週刊ポスト2018年3月16日号