6月12日のパラグアイ戦で快勝し、W杯直前になって西野ジャパンにも、ようやく明るい兆しが見えてきた。その2日前──ロシアW杯のピッチに立っていてもおかしくなかった、元エースの姿をキャッチした。
6年前のロンドン五輪のスペイン戦で歴史的勝利となるゴールを上げるなど、3得点でチーム得点王となった大津祐樹(28)だ。当時のチームメートには、山口蛍、酒井高徳、酒井宏樹、宇佐美貴史ら、現在の西野ジャパンで主力を張る面々がいた。
大津は柏レイソルでJリーグデビューし2011年にドイツの名門、ボルシアMGへ移籍。その後、オランダへと渡るが、2013年にアキレス腱断裂の大怪我を負うなど、海外では結果を残せず2014年12月に古巣の柏に復帰。そして今年1月、横浜F・マリノスへの移籍とテレビ朝日の久冨慶子アナウンサー(29)との元日婚も発表した。
ロンドン五輪時、茶髪にピアスという風貌や独特の口調、軽いノリから“チャラ男”と呼ばれていた大津は、外見はそのままだが、どうも“愛妻家”に変身したようだ。
10日(日曜)の夜、大津がいたのは東京・六本木ヒルズの映画館。愛妻と鑑賞していたのは、カンヌ映画祭でパルムドールを獲得した映画『万引き家族』だったようだ。
久冨アナはこの映画の後、深夜24時05分から『やべっちFC』の生放送があった。六本木ヒルズの映画館はテレ朝本社のすぐ隣。久冨アナの収録前の空き時間に合わせて大津が駆けつける献身的な新婚デートだったようだ。
作品が終わると、2人は堂々と身を寄せ合って笑顔で会話していた。身長182センチの大津と、かつてグラビアでも活動していた久冨の美男美女カップルは目立っていたが、周囲の視線も気にせず夫婦の時間を楽しんでいた。
ロンドン五輪での活躍で、ブラジルW杯やロシアW杯は代表の点取り屋になると期待された男は、サッカー番組MCを務める妻とともに元チームメートの勇姿をどんな気持ちで見るのだろうか。