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パチンコライター・ナミが語る年越し営業、出玉規制、依存症

パチンコ店での来店取材も多いナミ

パチンコ店での来店取材も多いナミ

 年末年始に出掛ける予定がなく、「パチンコにでも行こうか」と考えている人もいるだろう。伊勢神宮のお膝元である三重県では、毎年12月31日の大晦日から元日にかけてパチンコ店のオールナイト営業が特例で許され、全国各地からパチンコファンが集結する。そんな“年越しパチンコ”の実戦経験があるパチンコライターのナミさんに、三重のフィーバーぶりや、昨今の出玉規制、パチンコ依存症の問題についても語ってもらった。

──年末年始、「パチンコは勝てない」という印象がありますが、実際どうなんでしょう。

ナミ:そんなことはありませんよ。1月1日は年初めのゾロ目デーで出玉大放出のホールさんも多いですし、新年にリニューアルオープンやグランドオープンをするお店も多いので、じつは狙い目なんです。また、新年はお店でお餅を配ってくれたりするサービスもあるので、楽しいですよ。

──三重県では、伊勢神宮参拝者のトイレ貸し出しの目的もあり、毎年、県内のパチンコ店で「年越し営業」が許されていると聞きます。

ナミ:パチンコファンの間では有名な話で、私も昨年に仕事で行きました。大晦日の朝から打つ企画だったので、前日30日の深夜に「寝袋持参」で並びましたよ。

──そんなに大盛況なんですか?

ナミ:人気店では、大晦日の朝から終日空き台を探すのも難しい感じなので、前の日から並ばないと年越しできないことがあるんです。私が入った店も大晦日の開店と同時に入店しようと、100人以上の大行列ができていました。

──年越しの際はカウントダウンもするのですか?

ナミ:私が行ったホールは、店員さんが元日の0時になると同時にクラッカーを鳴らしていました。でも、みんなパチンコに夢中ですし、そもそも音がうるさい場所なので、聞こえていない人も多かったみたい(笑い)

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