バイデン氏の陣営にはたくさんの人がいるから、日々のとりとめないおしゃべりの中で、彼らのために毛沢東を引用するのは全く自然なことだろう。誰かがバイデン氏に、毛沢東がそうしたように、小さな女性たちを魅了し、操るために良い言葉だと教えたのかもしれない。
ナショナル・レビューによると、彼の上級アドバイザーを務めるアニタ・ダン氏は毛沢東を大いに尊敬しており、2009年に高校生に向けて行った講演で、毛沢東を引用したという。
共産主義の暴君や虐殺者の言葉は、彼らの知性の一部だということなのか。確かにそれらの言葉はシェイクスピアより引用しやすいのかもしれないが、少なくとも中道を目指す人や良識ある人たちは、あえて使おうとはしないものだ。
(この記事は「American Thinker」の許諾のもと同サイトの記事を翻訳・要約したものです)
American Thinker :月間ユニークユーザー300万人を誇るアメリカの保守系ニュースサイト。各界の専門家やジャーナリスト・作家の寄稿を中心とし、エリート層の読者が多いことで知られる。