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青森の日本酒・陸奥八仙「すいすい進むおいしさ」と地元アナ

青森朝日放送の澤田愛美アナが1775年創業の老舗酒造を訪問

青森朝日放送の澤田愛美アナが1775年創業の老舗酒造を訪問

 日本酒の蔵元にとって、“日本酒の日”である10月1日は「酒造元旦」。米どころの東北でも収穫が始まっており、蔵元でもいよいよ新米で酒造りに入る季節だ。青森県で愛される日本酒の蔵元を、青森朝日放送の澤田愛美アナウンサー(25)が訪れ、紹介する。

 八戸酒造は安永4(1775)年創業。風情ある新井田川そばの現在地に移転したのは明治21(1888)年。明治43年に「陸奥(むつ)男山」を商標登録し「男山」の付く全国で最初で唯一の商標となる。煉瓦蔵や漆喰土蔵など大正時代に建てられた6つの建造物は国の登録有形文化財に指定され、スコットランド製の鉄骨梁が用いられた珍しい構造。見所も多い蔵元だ。

「陸奥八仙」は現在の8代目が生み出した銘柄。杜氏を務める駒井伸介常務は「青森県産の米と酵母にこだわり、仕込み水も地元・八戸の蟹沢地区の名水を使っています」と説明する。

「陸奥八仙」は定番から季節限定まで約20種類を展開し、地元では各ラベルの色で呼ばれて親しまれている。今年新登場した「オレンジラベル ひやおろし 純米吟醸」を試飲した澤田アナ。

「華やかなフルーティーさ、すっきりとした喉越しですね。軽やかさの後に芳醇なまろやかさも感じられ、すいすい進んでしまう美味しさです」

【陸奥八仙 オレンジラベル ひやおろし 純米吟醸(1.8リットル)3410円】(八戸酒造 青森県八戸市大字湊町字本町9)
 火入れ後の貯蔵によって程よく熟成され、キリッとした口当たりの中にも米の旨味が感じられる。

【プロフィール】
澤田愛美(さわだ・えいみ)/1995年生まれ、青森県出身。弘前大学卒業。2018年、青森朝日放送入社。ニュース番組『スーパーJチャンネル ABA』などに出演中。

※週刊ポスト2020年10月9日号

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