ライフ

健康雑誌で次々特集 「あずき」の老化を予防する力に注目集まる

あずきの健康効果は?(写真/AFLO)

あずきの健康効果は?(写真/AFLO)

 あずき(小豆)と聞くと、大福やおはぎなど和菓子をイメージする人は少なくない。しかし最近、生活習慣病の改善にも影響する「健康食」として注目を集めている。

 あずきをテーマにした健康ムック本『アズキ毒出しレシピ』(マキノ出版、1月28日発売)がベストセラーとなった。

「発売3か月で5刷と予想以上の売れ行きです」(担当編集者)

 この大ヒットを受け、シニア向けの健康雑誌『壮快』(7月号)でも、あずきの効能について特集するなど、ブームが到来している。あずき研究の第一人者で名寄市立大学教授の加藤淳氏が解説する。

「私はこれまで豆類の研究をライフワークとしてきましたが、そのなかでもあずきは最も健康効果が高いと言えます。とりわけ注目すべきは老化を予防する力。細胞が老化する主な原因は、活性酸素による臓器や血管の損傷ですが、あずきはこの活性酸素を撃退する『抗酸化力』が桁違いに高いのです」

 抗酸化力の高い成分として知られているのが、「ポリフェノール」だ。赤ワインやコーヒー、紅茶、チョコレートなどに多く含まれる成分で、動脈硬化や高血圧、糖尿病の予防などに効果があることで知られる。

「とくに赤ワインに多く含まれていますが、あずきのポリフェノール含有量はその約2倍(100gあたり)。インゲン豆や枝豆、グリーンピースといった他の豆類と比べても、2~5倍と非常に多い」(加藤氏)

関連記事

トピックス

被害男性は生前、社長と揉めていたという
【青森県七戸町死体遺棄事件】近隣住民が見ていた被害者男性が乗る“トラックの謎” 逮捕の社長は「赤いチェイサーに日本刀」
NEWSポストセブン
体調を見極めながらの公務へのお出ましだという(4月、東京・清瀬市。写真/JMPA)
体調不調が長引く紀子さま、宮内庁病院は「1500万円分の薬」を購入 “皇室のかかりつけ医”に炎症性腸疾患のスペシャリストが着任
女性セブン
学習院初等科時代から山本さん(右)と共にチェロを演奏され来た(写真は2017年4月、東京・豊島区。写真/JMPA)
愛子さま、早逝の親友チェリストの「追悼コンサート」をご鑑賞 ステージには木村拓哉の長女Cocomiの姿
女性セブン
1980年にフジテレビに入社した山村美智さんが新人時代を振り返る
元フジテレビ・山村美智さんが振り返る新人アナウンサー社員時代 「雨」と「飴」の発音で苦労、同期には黒岩祐治・神奈川県知事も
週刊ポスト
被害者の平澤俊乃さん、和久井学容疑者
《新宿タワマン刺殺》「シャンパン連発」上野のキャバクラで働いた被害女性、殺害の1か月前にSNSで意味深発言「今まで男もお金も私を幸せにしなかった」
NEWSポストセブン
【視聴率『愛の不時着』超え】韓国で大ヒット『涙の女王』 余命宣告、記憶喪失、復讐など“韓国ドラマの王道”のオンパレード、 華やかな衣装にも注目
【視聴率『愛の不時着』超え】韓国で大ヒット『涙の女王』 余命宣告、記憶喪失、復讐など“韓国ドラマの王道”のオンパレード、 華やかな衣装にも注目
女性セブン
公式X(旧Twitter)アカウントを開設した氷川きよし(インスタグラムより)
《再始動》事務所独立の氷川きよしが公式Xアカウントを開設 芸名は継続の裏で手放した「過去」
NEWSポストセブン
NHK次期エースの林田アナ。離婚していたことがわかった
《NHK林田アナの離婚真相》「1泊2980円のネカフェに寝泊まり」元旦那のあだ名は「社長」理想とはかけ離れた夫婦生活「同僚の言葉に涙」
NEWSポストセブン
大谷翔平の妻・真美子さんを待つ“奥さま会”の習わし 食事会では“最も年俸が高い選手の妻”が全額支払い、夫の活躍による厳しいマウンティングも
大谷翔平の妻・真美子さんを待つ“奥さま会”の習わし 食事会では“最も年俸が高い選手の妻”が全額支払い、夫の活躍による厳しいマウンティングも
女性セブン
広末涼子と鳥羽シェフ
【幸せオーラ満開の姿】広末涼子、交際は順調 鳥羽周作シェフの誕生日に子供たちと庶民派中華でパーティー
女性セブン
林田理沙アナ。離婚していたことがわかった(NHK公式HPより)
「ホテルやネカフェを転々」NHK・林田理沙アナ、一般男性と離婚していた「局内でも心配の声あがる」
NEWSポストセブン
タイトルを狙うライバルたちが続々登場(共同通信社)
藤井聡太八冠に闘志を燃やす同世代棋士たちの包囲網 「大泣きさせた因縁の同級生」「宣戦布告した最年少プロ棋士」…“逆襲”に沸く将棋界
女性セブン