時に批判されることもある中川だが、現在まで約20年間にわたって人気を保ち続けている。
「世間的に“中川翔子はオタク”という認識があるので、より深い知識が求められてしまう。だから、ちょっと知らないことがあっただけで、“オタクのくせに知らないのか”と言われてしまいがちなんです。でも、本当に何も知らなかったら、オタクキャラを続けられるわけもない。20年もずっとブレることなくオタクであり続けて、今なお人気を保っているということは、間違いなく本物のオタクなんですよ。ビジネスオタクでこんなに続くわけがないですからね」
ファンとの素晴らしい関係性
5月5日には、3年ぶりとなるバースデーライブ『Shoko Nakagawa LIVE 2022 三年ぶりのバースデーライブレベルアップ進化そして20周年パーティー!みんなでドリドリしながら天元突破でフレフレしようぜ!』を開催し、大盛況に終わった。中川は、2007年から毎年ライブを開催しており、コロナ禍の2020年と2021年も無観客ライブのネット配信という形で行われた。
「ソロアーティストが15年以上毎年単独ライブを開くというのは、実がすごいことなんですよね。それだけ熱心なファンがいるということだし、中川さんもファン楽しませるために、毎回真摯に取り組んでいる。ファンを大事にするこのスタンスもまた、中川さんの人気の秘密だと思います。
そして、大きなスキャンダルがほとんどないことも、中川さんと熱心なファンとの関係性を良好にしているはずです。いくつか熱愛の話はありましたが、それらによってファンが裏切られるということはまったくなかったし、むしろファンたちも中川さんの幸せを願っている。素晴らしい関係性が築けていますよね」
“元祖オタクキャラ”と呼ぶべき中川翔子だが、20年近く経ってもその人気は衰えることを知らない。ブレることないその姿で、今後も特別な存在であり続けるだろう。