「それぞれ組員数も少ないことがあり、9月に4者は『反・六代目山口組同盟』として協力していくことになった。本来なら神戸山口組の井上組長が中心になるべきだが、絆會との間でボディガードの射殺事件の遺恨があるため、上手くいかなかったといいます。そのため、各組織と関係が良好な池田組長が組織間の調整をしています。いまや池田組長が分裂抗争のキーマンになっている。
対する六代目山口組は7年を迎えた分裂抗争を終結すべく、同盟結成後から池田組への抗争を繰り返していた。今回の事件の直前にも池田組長の親族が相次いで襲撃されています。今回の事件は白昼の住宅街で起きたため、警察は厳戒態勢です」(前出・社会部記者)