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安住紳一郎アナ、49歳で「役員待遇」の超スピード出世 社内では「このまま社長になるんじゃないか」

もし冠番組を持つ社長となれば…(時事通信フォト)

もし冠番組を持つ社長となれば…(時事通信フォト)

“TBSの顔”と言える男が、また異例の大出世を遂げた。TBSの安住紳一郎アナ(49)が7月1日付の人事で現在の「テレビ総合編成本部アナウンスセンター局長待遇エキスパート職アナウンサー」から「役員待遇」に昇進するという。女子アナウォッチャーの丸山大次郎氏が語る。

「49歳で役員待遇というのは異例中の異例と言えるでしょう。通常であれば50代半ばから後半に昇格する印象です。他局の例になりますがですが2022年にフジテレビの三宅正治アナ(60)や軽部真一アナ(60)が定年目前の59歳で役員待遇になったことを考えると、10年も早い昇進になります」

TBSは過去に「元アナウンサー社長」も

 今年で入社から26年目を迎える安住アナはこれまで帯番組から特番、ラジオまでフル回転してきた。常に「フリー転身」の噂が絶えない人気アナとなって久しいが、この数年は局アナとして“出世街道”を邁進してきた。朝の帯番組『THE TIME,』のメインMCを務める傍ら、2019年には2階級特進で局次長待遇、翌年に現在の局長待遇となった。

「安住アナは先日、2005年から続く、TBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』(日曜午前10時)での活躍が評価され、ラジオ部門のDJパーソナリティ賞を受賞しました。その際のインタビューで、『社長と待遇面などを相談させていただいた』『テレビやラジオの変革期にドラスティックに関われるのが放送局員の立場だ』などと局アナを今後も続けていくことを匂わせていました。今回の出世からしても、フリーになるのではなく社内での立場をさらに堅固なものにしていく決意をされたのではないでしょうか」(同前)

 そこで注目を集めるのが、安住アナが今後“さらに上”へ出世するかどうかだ。TBS社員が語る。

「社内では『安住さんはこのまま社長になるんじゃないか』と言われています。まだ40代で役員待遇になっていますし、これだけ現場で働いているので社内での人望も図抜けています。アナウンサーとして現場で番組に出演する役員というのは異例ですが、うちは石原俊爾元社長(77)がアナウンサー出身でしたし、可能性はあると思います」

 もし冠番組を持つ社長となれば、名実ともに“局の顔”になる。

※週刊ポスト2023年6月30日・7月7日号

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