日本テレビの鈴江奈々アナもミス慶應出身(時事通信フォト)

2児のママである鈴江アナ(時事通信フォト)

 一方、藤井アナが抜けた『news every.』は鈴江奈々アナと森圭介アナのWメインキャスターとなる。

「鈴江アナは、大先輩の徳光和夫さんが名指しで絶賛するほどの実力の持ち主です。確かなアナウンス力と取材力をもち、生放送中も機転が利くと評判です。既に局内ではエグゼクティブアナウンサーとなっていて防災士の資格ももち、2児のママでもあるので生活者としての目線もある。入社直後、日本テレビの創立55周年に因んで葉山エレーヌアナや夏目三久アナと『go!go!ガールズ』を結成し、アイドルアナとして、フジテレビの高島彩アナや中野美奈子アナの向こうを張っていた時代もありましたが、いまは、浮ついたようなところは一切見つからない。今回の人事は、これ以上ないものと言えます」(女子アナ評論家)

 一方の森圭介アナの起用については局内でも「意外」という声が挙がっているという。「モリスケ」のニックネームで共演タレントたちから親しまれている森アナ。同局の『1周回って知らない話』で度々流された入社試験時のダンスを見る限り、男性アナウンサーらしい自己顕示欲と明るさをもっていることがわかる。
 
 硬軟どちらかと言えば、“軟”のタイプで、童顔で若く見える森アナだが、今年で45歳。鈴江アナと同じく、エグゼクティブアナウンサーで、新人の頃からスポーツ中継を多数してきた印象だ。その後、森アナが女性視聴者の知名度を上げたのは2006年から番組が終了するまでの17年間も出演し続けた『スッキリ』だろう。

「おっちょこちょいだったり、涙もろかったりと、加藤浩次や水卜麻美アナ、岩田絵里奈アナから度々ツッコまれる、愛されキャラでした。アナウンサーなので爆笑してはいけないのか、手で口元を隠しながら笑いをこらえる森アナの姿はコア視聴者からも『かわいい』と評判でした」(ワイドショー制作スタッフ)
 
 鈴江アナ同様、2児の父だ。

 鈴江アナ、森アナのWメインキャスターが、一部で生活感が乏しいといわれている井上貴博アナとホラン千秋の『Nスタ』(TBS系)の猛追を抑えられるのか否か。来年4月以降の夕方のニュース戦争にさらに注目が集まる。

『Nスタ』の会見に出席した井上アナ、ホラン千秋、国山ハセン

『Nスタ』の会見に出席した井上アナ、ホラン千秋ら

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