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参院選、自民党の筆頭公約は「外交・安全保障」 歳費の使い道は経済対策か防衛費か
参院選、自民党の筆頭公約は「外交・安全保障」 歳費の使い道は経済対策か防衛費か
 物価の上昇が国民の家計を直撃するなか、7月10日に投開票となる参議院選挙。NHKの世論調査では、今回の参院選においてもっとも重視する政策課題に「経済対策」を挙げた人が42%と最多だった。【表】自民党、立憲民主党、国民民主党など、参院選で各党が掲げた主な公約や経済政策 各党が公式サイトや政策パンフレットなどで約束している最上位の公約を見ると、経済政策を真っ先に掲げているのは、立憲民主党、公明党、国民民主党、れいわ新選組の4党だ。特に野党系は、おしなべて消費税減税を掲げている。 日本維新の会は毎度おなじみの「身を切る改革」を真っ先にうたう。だが、党代議士の不祥事もある。日本共産党と社会民主党は、こちらもまずは平和と護憲を掲げている。NHK党は、自党の功績の周知を前面に出しているが、それが国民生活にどのように関係するのか。 そして、自民党の筆頭の公約は、外交・安全保障だ。しかも、対GDP比目標2%以上を念頭に置いた防衛費アップを強く打ち出している。ウクライナ問題で国の防衛に不安を持つ国民に向けたアピールなのだろう。 この公約に危機感を抱くのは、NPO法人官製ワーキングプア研究会理事でもある和光大学名誉教授の竹信三恵子さんだ。「これまで、防衛費の基準はGDP比1%程度でした。これを2%、つまり倍にするということは、その分、社会保障などに使われるお金が減るということです。国の財布(歳費)の総額は変わりません。その中で、いま必要なのは、私たちの生活のために使うお金の確保です」(竹信さん・以下同) わが国の2021年の名目GDPは5541兆9000億円だ。この2%ということは、110兆8380億円になる。つまり、これだけのお金を、具体的な使い道も決まらないうちに防衛費に回すと言っているに等しい。「例えばカナダでは、女性たちから“コロナ後の社会の修復のため、GDP比1%を介護や保育に”という提言が出ています」 カナダだけではない。欧米では女性たち自ら考え、提案しようとしている。日本の女性もこれ以上泣き寝入りしないよう、まずは意思表示をすべきだ。「憲法第9条を改正し、自衛隊の存在を明記するか否か」も、今回の安全保障にかかわる重要な争点だ。アメリカとの関係を強化するという意味でも、安全保障に役立つと考えられるが、一方で不安も大きい。「これまで、第9条の存在そのものが、防衛費を抑制していた側面もあるのです。国の“財布”の中身が少なくなれば、年金や福祉のためのお金はますます減らされていくでしょう」 防衛費を上げることは、国家の防衛力を上げることにはつながるだろう。しかし、国民は危機にさらされるかもしれない。ジャーナリストの田原総一朗さんは、こう指摘する。「現行の憲法と自衛隊の存在は矛盾しています。しかし、憲法改正を行うなら、慎重にやるべきです。ただ改正するのではなく、明記された自衛隊の活動をいかに制限するかなど、細かい条項をつくらなければ、今度こそ、有事の際にアメリカの要請を断れず、自衛隊が戦争に参加することになってしまうかもしれない」 はたして有権者たちは、どう判断するか──。※女性セブン2022年7月7・14日号
2022.06.30 06:15
マネーポストWEB
【動画】NHKも騙されていた「トー横のハウル」の巧みなメディア統制
【動画】NHKも騙されていた「トー横のハウル」の巧みなメディア統制
 新宿・歌舞伎町の「トー横」で出会った少女にみだらな行為をしたとして逮捕された「ハウル・カラシニコフ」こと小川雅朝容疑者。 メディアは、表の顔に騙されていました。 NHKの「クローズアップ現代+」の公式サイト上の記事「『トー横キッズ』~居場所なき子どもたちの声~」では、炊き出しを行なう小川容疑者を「子供たちに慕われている」と表現。 逮捕後、その部分を削除していました。 小川容疑者は記者に対し、「トー横関係で気になることあったら、いつでも俺んとこ聞きに来てください」などと語っていたとのことです。 メディアを使って、有名になりたかったのかもしれません。【↑ 上の写真クリックで動画へ】
2022.06.29 16:00
NEWSポストセブン
注目を集めるNHK吉岡真央アナ
「ポスト和久田麻由子アナ」候補のNHK吉岡真央アナ 替え歌ダンスで“キャラの強さ”際立つ
 NHKの絶対エース、和久田麻由子アナ(33)が今夏の出産を控え、番組出演を減らしている。局内では“ポスト和久田”の育成が急務となっており、NHK関係者によると後継者の候補には4人のアナが挙がっているという。「『ニュースウオッチ9』の山内泉アナ(27)、『ニュース7』の川崎理加アナ(28)、そして『サタデーウオッチ9』の赤木野々花アナ(31)と吉岡真央アナ(26)です。いずれも若くして看板番組のキャスターを任された逸材ですが、なかでも注目なのは吉岡アナでしょう」(NHK関係者) 慶応大学卒で2018年に入局した吉岡アナは、高知放送局でニュース番組のレポートを中心に活動。今年3月に東京に異動となった。入局わずか4年目での東京凱旋は最速クラスだという。 女子アナに詳しい芸能ライターの島本拓氏が語る。「他の3人はNHKらしい正統派ですが、吉岡アナは民放にいそうな華のあるタイプ。何より“キャラの強さ”が際立っているんです。高知では被り物をしたり、カヌーのルポで四万十川に飛び込んだり、体を張ったレポートをこなすだけでなく、歌と踊りまで披露して局員を驚かせました」 その熱唱の舞台が、東京への異動前、昨年10月にオンエアされた「四国あるある選手権」だった。 番組内で吉岡アナは、高知出身の広末涼子の大ヒット曲『MajiでKoiする5秒前』の替え歌、『龍馬にKoiする5秒前』をチアリーダー姿で披露。 居酒屋から学校、郵便局までなんでも龍馬の名を付けてしまうなど、高知県民ならではの「龍馬あるある」をコミカルに歌ってみせた。「学生時代はチアリーディング部に所属していただけあって、ダンスも様になっている。お堅いNHKでここまではっちゃけたアナは記憶にありません」(島本氏) この動画はYouTubeで公開され、ファンの間で話題を呼んだ。吉岡アナを知る別のNHK関係者が語る。「もちろん真面目なレポートもできますし、原稿読みも安定しているので、決して“色もの枠”ではない。硬軟併せた魅力が吉岡の武器です。 素顔は勉強家で、ウクライナ問題を担当した際には自分で専門家を探して取材してきたり、番組スタッフの受けも良い。高知時代の同僚も吉岡アナを気にかけているらしく、彼女の出演番組はチェックしていると聞きます。ライバル関係とはいえ番組で共演する赤木アナとは仲良しで、オンエア後に食事に行くこともあるとか。誰からも可愛がられるタイプです」 歌って踊れるアナは、エースの座に就けるか。※週刊ポスト2022年7月8・15日号
2022.06.28 20:00
週刊ポスト
バンド活動がいちばん楽しいと語っていた綾野
東京五輪のない今年も?『オールドルーキー』など夏ドラマのスタートが早くなっている理由
 これから最終回を迎える春ドラマもある中、夏ドラマが続々とスタートを切っている。この夏、例年より早くスタートをする夏ドラマが増えているのだ。いったいなぜか? コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんがその背景を解説する。 * * * 26日夜、日曜劇場『オールドルーキー』(TBS系)の第1話が放送されます。「あれ?もうはじまるの?」と思った人もいるのではないでしょうか。 30日に最終話が放送される『やんごとなき一族』(フジテレビ系)など、まだ終了していない春ドラマが少なくない上に、『オールドルーキー』はホームページの「はじめに」に“2022年7月期の日曜劇場”と書かれているように、本来は7月スタートの作品。通常、日本の連ドラは1月、4月、7月、10月の第1週から第4週の間でスタートし、なかでも最も多いのは第3週あたりだけに、「早いな」と感じて当然なのです。 しかし、それ以外の作品を見ても、6月25日に『空白を満たしなさい』(NHK、土曜22時)、30日に『量産型リコ ―プラモ女子の人生組み立て記―』(テレビ東京系、木曜24時30分)がスタート。 7月に入ってからも、1日に『晩酌の流儀』(テレビ東京系、金曜24時52分)、2日に『彼女、お借りします』(ABC・テレビ朝日系、土曜26時30分)、4日に『星新一の不思議な不思議な短編ドラマ(NHK、月~木曜22時45分)、5日に『ユニコーンに乗って』(TBS系、火曜22時)、6日に『テッパチ!』(フジテレビ系、水曜22時)と『みなと商事コインランドリー」(テレビ東京系、水曜24時30分)、7日に『六本木クラス』(テレビ朝日系、木曜21時)と『オクトー~感情捜査官 心野朱梨~』(読売テレビ・日本テレビ系、木曜23時59分)、8日に『石子と羽男 ―そんなコトで訴えます?―』(TBS系、金曜22時)と『雪女と蟹を食う』(テレビ東京系、金曜24時12分)。 11日に『競争の番人』(フジテレビ系、月曜21時)と『赤いナースコール』(テレビ東京系、月曜23時6分)、12日に『プリズム』(NHK、火曜22時)と『運命警察』(テレビ東京系、火曜24時30分)、13日に『刑事7人』(テレビ朝日系、水曜21時)、14日に『遺留捜査』(テレビ朝日系、木曜20時)、『純愛ディソナンス』(フジテレビ系、木曜22時)と、大半が7月第2週までにスタートします。 主要作で7月第3週以降にスタートするのは、16日に『初恋の悪魔』(土曜22時)、20日に『家庭教師のトラコ』(水曜22時)、24日に『新・信長公記 ~クラスメイトは戦国武将~』(日曜22時30分)を放送する日本テレビ系の3作と、18日に『魔法のリノベ』(月曜22時)を放送するカンテレ・フジテレビ系の1作のみです。 なぜ今年の7月期ドラマは、これほど早いスタートなのでしょうか。夏休み前に視聴者をつかんでおきたい 実は昨年6月21日に『ナイト・ドクター』(フジテレビ系、月曜21時)が異例の早期スタートをしていました。さらにその他の作品を見ても、ゴールデン・プライムタイムの過半数が7月第1週にスタートするなど、過去最速の早さだったのです。 ただ昨年は、「東京オリンピックが7月21日~8月8日に開催される」という特殊事情があり、「早めにスタートして開幕前に視聴者をつかんでおこう」という狙いがありました。実際、各ドラマ枠が昨年だけは他のクールより1~2週早くスタートしていたのです。 では東京オリンピックのない今年は、なぜ早いのか。 まず冒頭に挙げた『オールドルーキー』に関しては、、9月開催予定だったアジア大会の放送を想定(延期が決定)した編成と言われています。また、7月10日に参議院選挙の特番が放送されて休止を余儀なくされるため、その前に2話分を放送して視聴者をしっかりつかんでおきたいところ。さらに、17日と24日は22時から『世界陸上オレゴン』が放送されることから、「スポーツがテーマの同作から継続視聴が期待できる」などの思惑もあるでしょう。 一方、他の作品に関して見逃せないのは、昨年あたりから業界内で「スタート時期は早いほうが望ましい」「特に夏ドラマはそのほうがいい」という声がささやかれていたこと。その最たる理由は、コロナ禍による撮影中断や放送スケジュールのズレなどをできるだけ回避したいからです。 放送だけでなく、撮影そのものを早めにスタートさせ、万が一、何回か放送中断することになってもクール内で放送を終われるようにしているのです。また、「メインキャストとなる人気俳優と、スタジオやロケ地などを確保する」という観点も、早い段階から動きはじめる理由の1つでしょう。 もともと夏は、学生も社会人も夏休みがあるほか、レジャーや大型イベントなどで外出の機会が増えやすく、毎週の継続視聴が求められる連ドラにとっては最も厳しい季節。つまり早期のスタートには、「本格的な夏休みやイベントなどがはじまる前にしっかり視聴者をつかんでおきたい」という意図があるのです。特に今夏はコロナ禍以降、3年ぶりに旅行やイベントなどの盛り上がりが予想されているだけに、各局の対策が求められているのは間違いありません。昨夏の『ナイト・ドクター』が好例に 連ドラのスタート時期が早くなっている背景には、「ジャンルやテーマ、出演俳優のかぶりをフォローする」という、もう1つの理由があります。「『またこのジャンル?』などと思われないために、他局より先に出しておきたい」というのがテレビマンの本音。 しかし、今夏のラインナップを見ると、「スポーツマネジメント」「戦国武将のクローン高校生」「公正取引委員会」「家のリノベーション」「陸上自衛隊」「家庭教師」「韓国ドラマのリメイク」「教師と生徒の禁断愛」「町のトラブルを解決」「捜査権を持たない警察職員」など、作品ジャンルやテーマがバラけていて、ほぼかぶりはありません。 古くから夏ドラマは冒険や実験の要素を含む作品が多かったものの、これほど作品ジャンルがバラけるのは記憶がないほどだけに、今夏に関しては「かぶり」がどうこうではなく、「早めに出してインパクトを与えておきたい」という狙いではないでしょうか。 また、春ドラマから夏ドラマの移行期は、冬ドラマから春ドラマ、夏ドラマから秋ドラマの改編期より大型特番や新番組などが少ないことも含めて、「早く放送しようと思えば調整できる」という点も、早期スタートにつながった理由の1つです。昨夏に放送された『ナイト・ドクター』の早期スタートが視聴者に受け入れられたこともあって、今年の結果が悪くなければ、来年以降も夏ドラマは今年と同等以上の早さで第1話が放送されていくでしょう。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月30本前後のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演し、番組への情報提供も行っている。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2022.06.26 07:00
NEWSポストセブン
「ハウル・カラシニコフ」こと小川雅朝容疑者(本人の公式Twitterアカウントより)
NHKも騙されていた 淫行で逮捕「トー横のハウル」の巧みなメディア統制
 新宿・歌舞伎町の「トー横」(新宿東宝ビル横)と呼ばれる一角で清掃活動や炊き出しを行なうボランティア団体「歌舞伎町卍会」の総会長を務める小川雅朝容疑者(32、職業不詳)が、16歳の少女に淫らな行為をしたとして東京都青少年健全育成条例違反容疑で警視庁に逮捕された。自らを「ハウル・カラシニコフ」と名乗った小川容疑者は、昨年12月、取材班に対して「行き場のない未成年の子供を救いたい」と話していたが、その実態は少女を狙う卑劣な男だった。 歌舞伎町に詳しいライターの佐々木チワワ氏は、「面識がある」という小川容疑者についてこう語る。「目立つ場所で活動しているし、SNSでの発信も盛ん。一見『いい人だよね』という印象を受けるんですが、元々トー横界隈にいた人たちからの評判はよくなかった。卍会は『悪い大人を追い払う』という名目で、多くの人間を広場から力ずくで“出禁”にしていました。『広場はハウルが仕切っているから面白くない』とバーやコンカフェに居場所を変える少女も多くいたし、『どうせハウルも手出してるでしょ』という話がトー横界隈で流れていました」 一方で、メディアが取り上げてきたのは“表の顔”だった。 NHKの報道ドキュメンタリー番組「クローズアップ現代+」の公式サイト上の記事「『トー横キッズ』~居場所なき子どもたちの声~」では、炊き出しを行なう小川容疑者を「子供たちに慕われている」と表現していた(NHKは逮捕を受けて小川容疑者に関する記述を削除)。これに限らず、好意的に取り上げるメディアが少なくなかった。佐々木が続ける。「11月末の歌舞伎町ビル殺人事件を機に、『トー横』は全国的な問題として取り上げられ始めましたが、現地取材に行ったら目立つ場所にいるのは卍会のメンバーばかりでした。子供たちは基本的に大人が嫌いで取材を受けないけど、ハウルは積極的に取材を受けた。ある記者には『トー横関係で気になることあったら、いつでも俺んとこ聞きに来てください』と伝えていたそうです。私も彼から話を聞くことはありましたし、一部記者たちの“ネタ元”になっていたわけです。 実際にあるメディアの取材でも、トー横の女の子が『ハウルさんも実際児ポ(児童ポルノ法違反)してる』と話していたんです。しかしそのメディアはハウルさんにも取材していて、映像チェックの際にハウルさんからチェックを受け否定されたため、該当箇所は使用できなかった。こういうケースが他にもあったのではないでしょうか」 実際に昨年12月に小川容疑者と接触していた取材班も、「炊き出しのパスタ食いませんか」「LINE交換しましょうよ」と声をかけられていた。「トー横」の闇は深い。
2022.06.24 20:00
NEWSポストセブン
【動画】和久田麻由子アナ 気になる「夫の海外赴任」という転機
【動画】和久田麻由子アナ 気になる「夫の海外赴任」という転機
 NHKの「絶対的エース」和久田麻由子アナ。 『ニュースウオッチ9』を4月に降板し、まさかの「レギュラーゼロ」になりました。 その和久田アナを取り巻く環境は、さらに変わっていく可能性がありそうです。 和久田アナの夫は、大手総合商社の社員。 異動が盛んで、海外赴任も多い会社です。 それだけに同社40代社員は、「和久田アナの夫の海外駐在が決まったら、一緒に赴任するのかな?と噂されています」とコメント。 5年ほど海外赴任するケースが多く、もし和久田アナが一緒に行く場合には、NHKを退社する可能性も。 また「わくまゆロス」が広がるかもしれません。【↑ 上の写真クリックで動画へ】
2022.06.24 16:00
NEWSポストセブン
和久田麻由子アナがいよいよ見納め?
NHK和久田麻由子アナ「レギュラーゼロ」背景に大手商社に勤務する夫の海外赴任か
 夏頃と言われる出産を控え、NHKの「絶対的エース」和久田麻由子アナ(33)がいよいよ見納めになりそうだ。『紅白歌合戦』や東京五輪の開会式のMCなど、看板番組を担当してきた和久田アナ。近年は夜の報道番組『ニュースウオッチ9』に出演していたが4月に降板、まさかの「レギュラーゼロ」となった。同時に101人のアナウンサーが大異動となったが、スポーツ紙で妊娠が報じられたこともあり、これは和久田アナが産休に入ることを見越した“特別シフト”ともみられている。「わくまゆロス」という言葉まで生まれたが、彼女を取り巻く環境はさらに変わっていく可能性もありそうだ。大手総合商社の40代社員が言う。「和久田アナが2019年2月に結婚した夫はウチの社員です。学生時代は早稲田大学の競走部で箱根駅伝のランナーとして鳴らして、“2代目・山の神”こと柏原竜二さん(32)と5区で競った選手です。 うちは20代で2~3年、30代の中頃で5年ほど海外に赴任するケースが多い。人事異動が盛んで月に2回、1日と15日付で公表されていて、部長未満の役職ならいつでも異動の可能性がある。彼はすでに一度、短期間の海外赴任をしていますが、その際は単身赴任だったようです。最近、奥さんが妊娠したというニュースが大々的に報じられたので、周りは『次の海外駐在が決まったら今度は一緒に赴任するのかな?』と噂していますよ」 これまで女性アナウンサーにとって「夫の海外赴任」は、キャリアの大きな節目になってきた。女子アナウォッチャーの丸山大次郎氏が語る。「局アナが海外赴任する夫についていく選択をした場合、退社する事例が多い。フジテレビの中野美奈子アナ(42)や大坪千夏アナ(56)、TBSの竹内香苗アナ(43)も会社を辞めています。 例外は和久田アナと同じNHKの青山祐子アナ(49)です。在局したまま海外に移住して産休を取りました。ただ一度も地上波出演がないまま2019年に退職。後年、『海外に住みながら現地情報を伝えるなどの働き方を提案したが、局と折り合わなかった』と語っています。海外生活しながら局アナを続けるのは現実的ではないと思います」 国民的アナウンサーの動向から目が離せない。※週刊ポスト2022年7月1日号
2022.06.21 07:00
週刊ポスト
番組公式サイトより
火野正平『にっぽん縦断 こころ旅』を見て「セクハラとは何か」を考えた
 はからずも偏狭な世の中になりつつあると言われる。作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏が旅番組について考察した。 * * * そろそろ熱中症が心配になる季節。熱中症を「ね、チューしよう」に言い換えるこの人のセンスに舌を巻く。それをテレビで堂々と披露し、番組を制作しているのがNHKというのも目を惹く。そう、74才の火野正平さんが相棒「チャリオ」(自転車の愛称)と日本中1万7068kmを走破、千日を超えて旅を続けている番組『にっぽん縦断 こころ旅』(NHK BS)です。すでに11年もの間続いていることを見ても、いかに中高年の視聴者を中心に人気があるのかがわかります。 この番組は実にユニーク。3つの特徴が際立っています。 まず、旅番組でありながらも観光名所や有名な旧跡にとらわれないこと。視聴者からの手紙に記された「こころの風景」を求めてひたすら移動していく。手紙にしたためられているのは過去への切ない思いや願い、個人の苦しみや喜びといったこと。人生というものがリアルに伝わってきます。 2つ目の特徴として、目的地に到達することが全てではないこと。火野さんが走りながら見せていくのは、実は旅の「途上」のディテイルです。山を這う道、海辺、古い神社、沼、商店。ひなびた集落や田舎の暮らし。食堂で各土地の味覚を堪能する。雄大で美しい自然風景もあれば、土砂降りの中を進むこともある。寒さ暑さ、疲労、腰痛。高い橋は高所恐怖症だからおびえる。坂道をハーハー苦しそうに走ることも含めての、74才自転車旅のリアル。 そもそも、旅人が火野正平でありシナリオが無いのですから、展開は視聴者の想像を飛び超えていく。オチャメで好奇心一杯、鳥やカエルやありんこの声にも耳を傾ける火野さんの姿はまるでピュアな小学生そのもの。一方で、母性をくすぐる低音の響きで時にダンディな色気も漂わす。 何よりこの旅人は、「下からの目線」を持っていて、撮影されるシロウトの気持ちをよく察しています。テレビの撮影隊や芸能人が、一般人を振り回すことを「よし」としない細やかな配慮が伝わってくる。だから11年間も続いてきたのだろうと思います。 最後にもう一つ特徴として、このご時世で「#ミートゥー」にならずに快走し続けていること。例えば旅の途中、乗り込んだ飛行機のCAさんに「べっぴんだのう」と握手を求め、なかなか機体から下りない。ある時は、眼鏡が曇って前が見えないのを口実に、女性店員の体に手を回す。(名場面編集・月曜編では「いいオジサマは絶対真似をしてはいけません」とすかさず駒村多恵アナウンサーが注意コメントを差し挟んだり) 自転車にまたがる火野さんの姿を見つけた沿道の女性たちは、歓迎して嬌声を上げる。サインをおねだりする。それに応える火野さん、何枚も書いた色紙の中に一つ漢字のサインを紛れ込ませて「漢字にあたった人は今夜一緒に過ごそう」と即興を連発。熱中症を「ね、チューしよう」と変換する火野さんのセンスがこの番組の魅力の一つになっています。 それは同時に、セクハラとは何かということを、図らずも問いかけてきます。「相手が不快だと感じない、そんな関係が成り立つ場合はセクハラには該当しない」ということを。 ただし、TVという不特定多数の視聴者を前提にした番組でそれが成り立つ(と見える)ところがまたまた不思議で興味深い。おそらく火野さんと画面に登場する人、視聴者の間でそれぞれ了解の関係がある、ということでしょう。 言葉とは奥深いものです。話をする相手、背景の文化、口調、人間同士の関係や前後の脈絡すべてが関わっている。しかし昨今のSNSでは前後関係や文脈を無視し、一言だけ取り上げて「許すな!」といった反応も目立ちます。やたら言葉狩りばかり横行すれば、社会はすさんだ雰囲気になり、表現の領域もどんどん狭められていくことになる。この番組が、そうした言葉の奥深さまで考えさせてくれるとすれば、素晴らしい。 冒頭の画面には大きく「制作・著作NHK」と表示が。もしかしたら、自転車旅のパクリ番組防止のためかもしれませんが心配せずとも大丈夫。過去には週刊誌を賑わせ女性遍歴華々しいモテ男。今や74才の自然体キャラ・火野正平がいなければ、決して成り立たない旅だから。見ている人がほんわかと癒やされたり勇気をもらったり。熱心な視聴者に精神的な快適性を届けている火野さん、今後も末長く旅を続けていってほしいと願います。
2022.06.18 16:00
NEWSポストセブン
(撮影/五十嵐美弥)
『大都会』の元「クリスタルキング」田中昌之さんは70歳、シルバーヘアで現役続行「今のほうが歌うまい」
 NHK・Eテレの『香川照之の昆虫すごいぜ!』は昆虫好きの俳優・香川照之が”カマキリ先生”となって昆虫の魅力を伝える人気番組。この春には”完全版”『香川照之の昆虫すごいZ(ゼット)!』もNHK総合でスタート(5月1日まで)するなど、子どもから大人まで幅広い年齢層を楽しませてくれている。この番組のオーブニングで流れているのが「クリスタルキング」の『大都会』。誰もが知る印象的フレーズを高音で歌いあげている元「クリスタルキング」ボーカルの田中昌之さん(70)の今と、『大都会』への思いを聞いた。 * * *『大都会』は1979年の大ヒットソング。7人組ロックバンド「クリスタルキング」のデビュー曲だ。「43年前の曲が今もこうして使われて、聴かれてるなんてビックリしました。そら、嬉しいですよ。それに、オレは香川さんのファン。ドラマ『半沢直樹』とか見ると、目で演技されてるでしょ。引き込まれますよね。その方が使ってくれるなんてね。機会があればお話しできたら……ただ、虫は大人になったら全然アカンようなって、番組は見てません(笑)」 田中さんは1986年に「クリスタルキング」を脱退。一時は故郷・九州に戻り活動した。1995年に上京し「クリスタルキング」に再加入したが3年後にまた脱退し、現在はソロシンガーとして活動している。紆余曲折があったのだ。 その他のメンバーも脱退し、現在、「クリスタルキング」はリーダーだったムッシュ吉崎さん1人のプロジェクトだ。「『クリスタルキング』のオリジナルメンバーは7人いて、今でも現役で音楽をやってるのは、オレと吉崎と、キーボードの今給黎(いまきゅうれい)博美の3人だけですね。イントロでピアノ弾いていた中村公晴は去年、静岡県に引っ越してのんびり暮らしてますし、作曲した山下三智夫は久留米でスナックを経営しています。ベースの野元英俊は空港で照明の仕事してますよ。ドラムの金福健は8年前に亡くなりました」「クリスタルキング」は田中さんと吉崎さんのツインボーカルが象徴的だったが、2009年、吉崎さんが田中さんを「クリスタルキング」の商標権侵害で提訴。吉崎さんの訴えは退けられる結果に終わり、2人の間にはしこりが残った。「『クリスタルキングの田中さん』と呼ばれることを訴えられました。でも、『クリスタルキング』のインパクトが強いから、そう呼ばれるな、といわれても無理でしょう? オレにとって『クリスタルキング』は過去の経歴であって、自ら名乗ったことなどないですからね。『”元”クリスタルキングのボーカル』と自己紹介することはあっても、ですよ。 でもね、裁判で『被告』て何回も言われたら、不思議なものでなんか悪いことしたような気持ちになるのですね。裁判ってこんなものか……という経験はさせてもらったのかな。2人で歌うことはもう一生ないですね。『大都会』の歌詞そのままですよ」『大都会』ができるまで 田中さんは佐賀県伊万里市の出身。野球が好きな少年でプロ野球選手を目指していたが、子どもの頃から歌が上手かったことから、高校1年のときに音楽の道へ方向転換した。バンド活動を始め1973年、長崎・佐世保で『クリスタルキング』の“原形”バンドができ、米軍キャンプやディスコなどで活動。のちに佐世保から博多へ拠点を移し、九州では人気のバンドへと成長した。「野球やってたときは坊主頭やった髪を、音楽始めたときに伸ばして。オレの髪はもともとストレート。それをセンターで分けて腰まで伸ばしてた。『クリスタルキング』に入った後、ディスコブームでアフロヘアが流行ったからアフロに。当時はボリュームがあって、雨が降っても雨を通さず“傘いらずヘア”でした(笑)。白髪になっていつの頃からか染めてたけど、頭皮にダメージ与えるから2年前にやめました。ロックシンガーのプライドをもって生きてるもんで、このヘアスタイルができなくなったらステージには立てないですね」 1976年にはカバー曲『カモン!ハッスルベイビー』を九州地区でリリース。九州ではヒットしたが、1日9ステージこなす多忙さにメンバーは煮詰まっていった。「新しい風を吹かせたい」と、解散記念で出場した1979年のヤマハポピュラーソングコンテストでグランプリ受賞。世界歌謡祭ではグランプリと歌唱賞をダブル受賞した。そのときの曲が『大都会』で、キャニオン・レコードから全国区で発売され大ヒット。翌年には「NHK紅白歌合戦」にも出場した。大展開の一発だったのだ。「『大都会』はコンテストでグランプリを取ることを狙って作った曲だったんです。オレら妻子持ちのおっさんバンドやったから、グランプリを取っても売れるて思ってなかったのに、あれよあれよという間に売れて、オレはここまで歌ってこられた。今、振り返るとエントリーして大正解やったな、と。他のメンバーもそれぞれ『オレがあの歌を歌った、演奏したんや』て一生の宝になってると思います」『大都会』以外にも、『愛をとりもどせ!!』がアニメ『北斗の拳』(フジテレビ)の主題歌に起用され、『クリスタルキング』脱退後は『ウルトラマンガイア』(TBS)や『仮面ライダークウガ』(テレビ朝日)の主題歌、ゲームでは『塊魂』テーマソングや『仮面ライダー サモンライド!』主題歌など幅広い層の記憶に残る歌を歌ってきた。「一時、九州に帰っていたときに喉をケガしたことで、もうあんな高音は出ませんけど、スキルは磨いてきましたし、自分の人生を反映させて歌っていますから、今のほうが歌はうまいと思いますよ。今のハスキーボイスがいいという人も増えてきました。3か月に1度のペースでライブをしてますけど、今はYouTubeなどで昔の曲が聴けるので、それで興味をもって聴きにきてくれる若い方も多いですね」 今の田中さんと吉崎さんのツインボーカルで『大都会』を聴けないのは残念だが、ソロ活動が充実しているようだ。7月1日、東京・目黒のライブハウス「Blues Alley Japan」でバースデーライブ「Restart」を行う。現役で歌い続けるために 年齢に負けないよう呼吸筋を鍛えるグッズなどを使って鍛え、またスクワットや腕立て伏せで全身を鍛え、若い頃と比べて見劣りしない体型もキープしている。「1日1日、若さを保つようにがんばらないと、油断するとすぐ老人化してしまいます。ほとんど恐怖ですよ。歩くときも、歩幅が狭くなってペースが遅くなりがちやから、意識して大股でスタスタ歩くよう心がけてます。昔はジムで鍛えてましたが、この髪やから目立つ。周りの人に『田中さんですよね?』て話しかけられることも多いから、今は家で気が付いたときに鍛えるぐらいですが絶えずやってますね」 やはり、食べ物にも気をつけているのだろうか。「そんなに神経質にならず、身体が欲しがるものを素直に食べるようにしてますよ。トンカツとか甘いものが好物。さすがにたくさんは食べられんようになって、ライブのときに甘いものはたくさん頂きますけど、半年分ぐらいあるのでは。酒は付き合いだけ。でも、人前では酔わないです。人前で醜態をさらしたくないから」 実は2011年に急性心筋梗塞で一時、心肺停止に陥った。手術などで一命を取り留めたが、その後も心房細動を4~5回起こしてきたという。「手術後、主治医に『原因はタバコです!』てスゴイ眼力で怒られるし、入院中、何本も管に繋がれてドクターや看護士さんの言いなりになるしかなかったのがロックンローラーとして屈辱で、ピタッとタバコはやめました」 まさに“ロックシンガーのプライド”。長く歌い続けてほしい。◆取材・文/中野裕子(ジャーナリスト)
2022.06.17 11:00
NEWSポストセブン
俳優の岡本信人さんがスマホアプリを使い、マンホール巡りを楽しむ
俳優・岡本信人が行く「マンホール巡り」のご近所散歩 アプリで損傷状態も報告
 マンホール蓋の劣化状態を写真やレビューで報告する社会貢献型ゲームアプリ「鉄とコンクリートの守り人」が話題だ。今回は、散歩好きとして知られる俳優の岡本信人さん(74)が、ご近所散歩をしながらインフラを守る担い手に挑戦した。 NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で源頼朝に仕える坂東の重鎮、千葉常胤を演じる岡本さんの趣味は、散歩と野草摘み。撮影など仕事で時間がない時を除いてほぼ毎日、自宅近所を8000歩ほどウォーキングし、四季折々の野草を観察しながら、旬のものを摘んで帰って食べているという。そんな岡本さんに、アプリ「鉄とコンクリートの守り人」を使って東京・渋谷区内を“マンホールの守り人”として歩いてもらった。「わあ、懐かしい! このマンホールの蓋には電電公社のマークが入っているので、民営化前の古いものとわかりますね」 小田急線の代々木上原駅から代々木八幡駅へ向かう途中の住宅街の道で、未投稿のマンホール蓋を見つけた岡本さん。周囲の安全を確認した後、アプリの指示に従ってスマホで撮影して投稿した。しばらく歩くと、今度は蓋の周囲の舗装が陥没したマンホールを発見。レビューで「損傷あり」ボタンをタップして報告した。 アプリ「鉄とコンクリートの守り人」は、日本中のマンホールの蓋を「守り人」(プレイヤー)が協力し合って写真撮影し、損傷状態を投稿することによってインフラの安全を図る社会貢献型位置情報ゲーム。実証実験を経て今春、スマートフォンで楽しめるアプリ版が提供開始され、誰でも街中を歩きながらマンホール情報を集めて楽しめるようになった。開発したのは、市民参画型インフラ情報プラットフォームの構築や運営を手がけるNPO「Whole Earth Foundation」(本社・シンガポール)。開発陣の1人、百瀬開智氏が目的を説明する。「日常生活を支えるインフラに関心を持つきっかけとなり、一人ひとりにインフラを守る担い手になってほしいとの思いから、日本鋳鉄管株式会社とも提携して開発しました。日本全国には下水道のマンホール蓋だけで約1500万個あります。自治体だけで老朽化や不具合のある蓋を見つけるのは大変ですが、一般の人々がゲームに参加することで情報収集の効率が飛躍的に上がります」 自治体と協力して実証実験イベントも行ない、石川県加賀市では1日半で市内の全8000個、静岡県三島市では2日で全1万3000個の画像収集を完了し、データを自治体に提供。蓋を実際に修理する実績も増えている。 岡本さんのご近所散歩に戻ろう。マンホールを探しながら歩く傍ら、度々、道端の野草に吸い寄せられていく。「僕にとって野草は『道端にある草』が基本で、“道草”と呼んでいます。このヤブガラシの葉は辛味があり、おひたしにすると美味しい。その下のツユクサの葉はクセがなく、旨いんだよね。おすましにパッと落としてもいいんですよ」 約50年前からこの界隈を歩いてきた岡本さんは今回の体験を終え、こう語る。「普段の散歩では“道草”ばかりに目がいきますが、今回は様々なマンホールの蓋があることに気が付きました。投稿される地方の蓋デザインにも興味がひかれます。操作は難しくなく、楽しみながら社会貢献できるのは嬉しいですね」【プロフィール】岡本信人(おかもと・のぶと)/1948年生まれ、山口県出身。俳優、タレント。TBSドラマ『肝っ玉かあさん』『渡る世間は鬼ばかり』など数多くのホームドラマをはじめ、NHKでは大河ドラマ『草燃える』『おんな太閤記』『龍馬伝』、連続テレビ小説『春よ、来い』『マッサン』などに出演。バラエティー番組でも活躍。趣味は野草観察・採取。撮影/小倉雄一郎 取材・文/上田千春※週刊ポスト2022年6月24日号
2022.06.17 07:00
週刊ポスト
『鎌倉殿の13人』で北条義時を小栗旬(C)NHK
史実『鎌倉殿の13人』 東大教授が解説する「合議制メンバー」の残酷な運命
 折り返し地点を迎えるNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』。今後、平家を滅ぼし鎌倉幕府を開いた源頼朝(大泉洋)が退場すると、物語は幕府内部での権力闘争へと移る。史実に詳しい東大教授が、13人に待ち受ける熾烈な政争を解説する。勢力拮抗の3グループ タイトルコールに向け、着々と物語が進んでいる。第22回(6月5日放送回)では暗躍していた後白河法皇(西田敏行)が崩御し、源頼朝が征夷大将軍に就任。主人公・北条義時(小栗旬)の妻・八重(新垣結衣)が事故死したばかりで、入れ替わるように新たな妻候補の比奈(堀田真由)が登場した。 脚本の三谷幸喜氏が「頼朝が生きている時代はプロローグ」と話していたように、史実ではこの後頼朝が死に、いよいよ義時を中心に血みどろの権力闘争が始まる。嫡男の源頼家(金子大地)が将軍に就き、題名通り「鎌倉殿の13人」による合議制が発足するのだ。 今後、合議制メンバーによる知略・謀略行き交う暗闘が繰り広げられることになるが、歴史学者で東京大学史料編纂所教授である本郷和人氏は、「史実に基づいた『構造』を知ることで、作品への理解も深まります」と説明する。「幕府のトップを狙う『13人』の御家人たちの権力闘争は、各々が『頼家を擁護する立場』『頼家の力を削ぐ立場』『中立の立場』のどれに位置するかを知れば、グンとわかりやすくなる」 頼家を擁護する『源頼家グループ』の中心人物は、頼家の義理の父である比企能員(佐藤二朗)。次いで『頼家の第一の家来』とも称されていた梶原景時(中村獅童)ら4人の名前が挙がる。「合議制が力を持つと頼家が権力を失い、それが自らの地位低下につながってしまう。合議制を組みたくないと考えている人たちです」(本郷氏) 一方、合議制を組むことで頼家の権力を削ぎたいと考えていたのが、北条時政(坂東彌十郎)・義時親子が属する『北条家グループ』。三浦義澄(佐藤B作)や和田義盛(横田栄司)ら、5人が該当する。 そして両グループの対立の間で「どちらでもいい」と考える3つめの中立集団が、大江広元(栗原英雄)を中心とする『官僚グループ』。中原親能(川島潤哉)ら政治能力のある4人がここに入る。「今回の大河でも上総広常(佐藤浩市)が字を書けずに練習していたというエピソードが出てきましたが、当時の御家人たちの教養レベルは低く、頼朝の時代にも政治の中心となっていたのは京都から来た官僚たちでした。その代表が今後もブレーンとして活躍する大江広元です。彼らは好むと好まざるとにかかわらず、将軍・頼家を補佐する中立の立場。13人の合議制を重視していなかった。 合議制発足当初は各勢力の力も拮抗しており、激しい権力闘争が生じるのは避けられなかったのです」(同前) この3グループの対立を軸に、これから起きる殺し合いの勝者と敗者を見ていく。一族もろとも滅ぼされる●一匹狼が最初に脱落 歴史を繙くと、13人の中で真っ先に脱落するのが梶原景時だ。石橋山の戦いで敗れ、洞窟に隠れていた頼朝を「見て見ぬふり」をして助けたことで頼朝の信頼を得、腹心の部下となった。 合議制発足からわずか半年後、頼家の忠実な家来として権威を振るう景時のいきすぎた言動が御家人たちの怒りを買って失脚。巻き返しを狙って京都を目指す途中で、一族もろとも滅ぼされてしまう。これが「梶原景時の変」である。「景時は非常に頭が切れ、御家人たちのなかでまともな字を書けたのは景時と北条時政くらいでした。時政はそんな景時を『13人』のなかでも最も恐れていた」(本郷氏) 景時が死んだことで、『源頼家グループ』は強力なカードを1枚失ったといえる。時代劇研究家のペリー荻野氏も景時に注目する。「いろいろな人物の思惑が絡み合うなかで、景時は一匹狼として描かれ、今作でも個性が際立っている。中村獅童さんは同じく三谷脚本の大河ドラマ『新選組!』(2004年放送)に出演した時はおっちょこちょいの三枚目役。今回の暗くて陰のある役は正反対で、そのギャップが面白い」●狙われた比企家 景時の死の3年後、北条家に滅ぼされるのが、同じ『源頼家グループ』の中心的存在だった比企能員だ。「頼家の後ろ楯は義理の父である能員がいる比企家。北条家としては、頼家を将軍の座から引きずり下ろして北条家で育てた実朝(後の3代将軍)を将軍に就けるためにも、比企家を早々に潰しておきたかった」(本郷氏) 本郷氏は、能員の敗因は彼の「無能」ぶりにあると続ける。「なぜ能員は景時を助けなかったのか。同じ『頼家グループ』として手を組めばよかったのに、周りに同調し景時を潰す側に積極的に参加してしまった。彼の政治的センスのなさを感じます」 この比企能員の姪が、後に北条義時の正室となる比奈。ペリー氏は、ドラマにおける比奈の行く末が気がかりだと話す。「正室として義時に嫁ぐ比奈は、北条家と比企家が対立した時どうなるのか。義時の立場にも注目して見たいですね」一気に爆発●父を伊豆に追放 その義時が父・時政を追放し、名実共に主役に躍り出るのが「牧の方の変」。時政と妻・牧の方(宮沢りえ)が娘婿で頼朝の養子でもあった平賀朝雅(山中崇)を将軍に擁立しようとしたことが原因とされる。「時政のこの行動が『北条家グループ』内の御家人の反感まで買ってしまった結果、父親の金魚のフンだった義時が、『このままでは北条家がやばい』と時政を伊豆に追放する。時政はその後出家し、地元で静かな余生を送りました」(本郷氏) 有力者でありながらもコミカルに描かれてきた時政。三谷脚本は追放の場面をどう描くのか。「時政は魅力的な愛されキャラ。追放の場面でも『可愛い奥さんと一緒だからいいかー』とお茶目なノリで去っていく可能性もある」(ペリー氏)●最後の政敵を晒し首に 義時が「北条氏の天下」を確実にした最後の戦いが「和田合戦」だ。「北条家グループ内でも権力闘争が起き、なかでも和田義盛は義時にとっての『最後の政敵』でした」(本郷氏) 史実では一族もろとも討ち取られ由比ヶ浜で晒し首にされるという壮絶な最期を遂げる義盛だが、ドラマ内では豪放磊落な男として描かれ、登場人物のなかでも時政と並ぶ愛されキャラのひとり。「いきなり眉毛を片方剃るなど、ハチャメチャで面白い。ワイルドな風貌で破天荒ですが、まだ大きな活躍シーンはありません。三谷さんはあえて和田合戦までためて、一気に爆発させるのではないか」(ペリー氏)●中立を味方につけ勝利 異なるグループの政敵を滅ぼし、グループ内での権力闘争にも勝ち、「13人」の勝者となる義時。その勝因を本郷氏はこう分析する。「北条家は中立の大江広元ら『官僚グループ』を味方につけたことが大きかった。義時が実権を握った後も、広元たちが幕府を切り盛りして義時を支えました」 ドラマ内では回を重ねるにつれて非情さやしたたかさも見せている義時だが、ペリー氏は今後にこんな期待を寄せる。「歴史考察では、頼家の暗殺も実朝の暗殺も『義時黒幕説』があります。三谷さんはミステリーの名手なので、義時が黒幕キャラに変貌するかもしれないし、もしかすると『実は別の黒幕がいました』みたいな展開になるかもしれない。勝者が見せる“本当の顔”を、早く見たいですね」 最後まで目が離せない。※週刊ポスト2022年6月24日号
2022.06.12 16:00
週刊ポスト
写真は野口五郎さんのツイッターより
桑田佳祐、同学年コラボ曲が話題 さんま、所、郷、野田秀樹など、才能ほとばしる世代
 桑田佳祐が同学年の大物ミュージシャンたちとコラボしたチャリティ・ソング『時代遅れのRock’n’Roll Band』が話題だ。放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、桑田と“同学年”の有名人たちについて分析する。 * * * 母校・青山学院大学の輝ける大先輩が、桑田佳祐サン(66才)。私は大学1年生のとき、桑田サンが所属していた音楽サークル『ベターデイズ』の1年生に頼み込み、部室を何度も覗きに行った経験があります。ですが、そこで桑田サンをお見かけしたことは一度もありませんでした。その代わり、通い詰めていたディスコで必ずかかったサザンオールスターズの『勝手にシンドバッド』で青学勢はつねに狂喜乱舞。DJが「いま、何時?」のところだけ音量を下げてくれて、全員でコールするのが当時の“お約束”でした。あぁ懐かしい。 このたび、その桑田先輩の呼びかけで集まった佐野元春サン(66才)、世良公則サン(66才)、Charサン(66才)、野口五郎サン(66才)を迎えたチャリティーソング『時代遅れのRockn’n’Roll Band』が初週ダウンロード数2万767を記録。6月1日発表の「オリコン週間デジタルシングル(単曲)ランキング」で初登場1位を獲得しました。 同作は、今年2月、久々に再会した桑田サンと世良サンが「同級生で協調して、いまの時代に向けた発信をできないか」と会話したなかから誕生したもの。“同級生”とは、1955年4月2日~1956年4月1日生まれの“同学年”を意味しています。 ほかの大物3人には桑田サン自らが手紙を書き、直接会いに行ったことで5人が初結集。そこから桑田サンがアッという間に曲を完成させ、わずか1か月でリリースに至ったといいます。“同学年”。なんてワクワクさせられる響きでしょうか。恐らく皆さんも、生まれ年よりも、遅生まれ、早生まれというワードを用いながら同学年であることに大きな意味を見出し、優先した経験がおありなのではないでしょうか。特に学校に通っている時代は、共通の経験を何年生のときにしたかがとっても大事。たとえばいまの子供さんたちなら、コロナ禍の第一波のとき何年生だったかというのは、この先いつまでも出てくる会話でしょう。 私の場合、「ピンク・レディーのミーちゃん(未唯mieサン・64才)とケイちゃん(増田惠子サン・64才)と同学年なのよ」と、これまで何度自慢してきたことでしょう。下の学年に「花の中三トリオ」(森昌子さん・63才、桜田淳子サン・64才、山口百恵さん・63才)や岩崎宏美サン(63才)らがいて、ウチの学年からはなかなか大スターが現れなかったのでピンク・レディーのお二人に対しては強い想いで応援。振り付けも覚えました。 実は母校も同じだったのです。2学年上には坂東三津五郎さん(享年59)を筆頭に、長唄の杵屋直吉さん(66才)、後に著名なCMディレクターになる李泰栄さん(66才)ら華やかなかたが揃っていらっしゃった。思えば、その学年がまさに、今回、桑田サンが招集した’55年(遅生まれ)~’56年(早生まれ)に誕生した皆さんなのです。 私の世代ですと、メンバーそれぞれに強い思い入れがあります。野口五郎サンはデビュー曲『博多みれん』や、芸名が「野口五郎岳」という山に由来することも“常識”として知っていました。 そして世良公則サン! 『ザ・ベストテン』(TBS系)に「世良公則&ツイスト」が出てくると、盛り上がりましたよね~。俳優さんとしても素敵なお仕事をたくさんされている世良サン。『マルモのおきて』(フジテレビ系・2011年)や、『カムカムエヴリバディ』(NHK・2021年)でのマスター役が特に印象に残っています。 Charサンは『ぎんざNOW!』(TBS系)ですね。私の同級生が同番組の「素人コメディアン道場」に出演した際、ゲストで歌われていたのがCharサン。ギターを抱えて歌うかたにセクシーさを感じた最初の男性がCharサンだったと記憶しています。 そして佐野元春サンは、ほかの皆さんより“出逢い”が遅くなるのですが、愛する稲垣吾郎サン(48才)が出演した『二十歳の約束』(フジテレビ系・1992年)の主題歌として『約束の橋』が使用されたことから、まさに「ヒューヒューだよ!」という想いで拝聴しつつ、いまに至ります。異業種でも同学年が大活躍していれば互いに惹かれあう 振り返れば、この学年は、日本の音楽界の黄金世代でもあるんですね。野口五郎サンとともに「新御三家」として大活躍された西城秀樹さん(享年63)、郷ひろみサン(66才)も同学年。 郷サンといえば、7月25日放送のドラマ『定年オヤジ改造計画』(NHK BSプレミアム、BS4K)での白髪まじりのヘアとメガネ姿をインスタで公開し、話題になっていますよね。でも実際の姿が若々しいので、画像だけだとコントで老け役に扮装したように見えてしまいます(苦笑)。郷サンがドラマに初出演したのはレコードデビュー前の大河ドラマ『新・平家物語』(NHK・1972年)ですから50年の月日が経っています。この学年には“歴史”がありますね。 実はこの学年に私が注目したのは、明石家さんまサン(66才)とお仕事を始めた1994年に遡ります。当時、さんまサンがたびたび口にしていたのは、所ジョージさん(67才)や松山千春サン(66才)、中村勘三郎さん(享年57)、江川卓サン(67才)らと同学年ということでした。あ、“さんまファミリー”の村上ショージさん(67才)もですし(苦笑)、後にいろいろしがらみがあった(?)野田秀樹さん(66才)もです。 異業種でも、これだけ華やかな同学年の皆さんが大活躍していれば、当然、互いに惹かれあうようになりますよね。実際、さんまサンは千春サンや勘三郎さんとは、プライベートでとっても仲よしでした。そして、所ジョージさんがMCを務める『1億人の大質問⁉笑ってコラえて!』(日本テレビ系)の年末特番には必ず出演。年齢を重ね、ほかの番組では収録時間を(意外と)気にするさんまサンが『~コラえて!』だけは5時間、6時間とカメラが回っても大はしゃぎしてしまうのは、所サンという同学年の友人がいるからだと思います。「さんちゃんさぁ」と困りながらも、所サンもそれを許していらっしゃる……。実にいい関係です。 1956年の早生まれ、つまり桑田サンや野口サン、佐野サンと同じなのは、大友康平サン(66才)、役所広司サン(66才)、小堺一機サン(66才)、榎木孝明サン(66才)、渡辺正行サン(66才)、竹中直人サン(66才)、北村晴男さん(66才)、そして島田紳助さん(66才)……と、それぞれのジャンルで、ほとばしる才能を生かしながらバリバリに動き回っている皆さんばかり。「次世代へのエール」や「平和のメッセージ」を届けたいという桑田サンの呼びかけで集まった皆さんのみならず、この学年の有名人男性から常に刺激をちょうだいしている私に新たな目標ができました。構成/山田美保子『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)などを手がける放送作家。コメンテーターとして『ドデスカ!』(メ~テレ)、『アップ!』(同)、『1周回って知らない話』(日本テレビ系)、『サンデージャポン』(TBS系)に出演中。CM各賞の審査員も務める。※女性セブン2022年6月23日号
2022.06.11 16:00
女性セブン
『正直不動産』の福原遥 上司・山下智久を輝かせる発光体を好演
『正直不動産』の福原遥 上司・山下智久を輝かせる発光体を好演
 秀作には必ず脇で光る存在があるものだ。ドラマウォッチを続ける作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏が分析した。 * * * 春期のドラマの中で、想定を超えて話題が沸騰した作品といえばNHK総合『正直不動産』(火曜日午後10時)でしょう。とうとう来週6月7日、惜しまれながら最終回を迎えます。 振り返れば、放送開始直後から大きな反響が寄せられてウハウハ状態になったであろうNHK。異例となる三度の“連続再放送”に留まらず、最終回が終わった後にも特別番組『正直不動産 感謝祭』(6月14日午後10時)を放送するとか。手応えがあった証でしょう。 しかし、いくら主人公役が人気者の山下智久さんだとしても。ドラマがここまで広く話題になり反響を得た理由は、それだけではないはず。理由をつきとめることは「今、人々が求めているドラマ像」について把握することにつながるはずです。 主人公は嘘八百、口八丁で営業成績ナンバー1、登坂不動産のエース永瀬財地(山下智久)。またの名を「ライアー(嘘つき)永瀬」。平気でウソを絡めながらの営業トークで成績を伸ばしてきた永瀬が、ある日突然土地のたたりによってウソがつけない体質になる。不動産の賃貸や売買をめぐる営業トークの最中に、つい「正直」な話をしてしまい、毎回騒動が起こる……という実に皮肉めいた展開です。 ペアローン、事故物件、リバースモーゲージ、地面師と、世間を賑わすリアルな題材を料理していく手腕も見事。それもそのはず。原作は『ビッグコミック』(小学館)で連載中の同名マンガ。不動産業界の問題点とそれをめぐる人間模様が実に丁寧によく掘り下げられている。 という漫画原作を土台に、ドラマを作っていく手法も見事です。永瀬に吹く正直の風の描写。画面に適宜、不動産専門用語についての解説も入る。筋立てはハラハラドキドキ。そこに恋愛、また陰謀も絡めつつ、軽やかなコメディタッチもまぶして、ドンデン返しできれいに着地。これぞ見たいドラマの新ジャンル、と膝を打ちたくなる。 主人公・永瀬を演じる山下さんも独自性のある演技を見せています。良い意味で「無機質」。感情の変化を外に見せず、ギスギスしたりイジメっぽく湿った雰囲気にならず、常に淡々と反応し正直な見解を吐露する。それが業界の常識を揺るがせ、時に混乱、時に希望、残酷さや面白さを映し出す。そう、永瀬のつるんと無機的な顔は、まるでまわりを映し出す鏡のようです。 忘れてはならないのが、その永瀬を輝かせている縁の下の力持ちの存在でしょう。新入社員・月下咲良を演じる福原遥さんです。 正直、登場した当初は可愛いらしくてちょっとドジな部下程度の印象でした。口をすぼめて鈴が転がるような声で話すせいもあり、「何もわかりません、教えてください」という典型的な駆け出し新人アイコンかと思いました。 ところがどうして。素直で木訥なキャラを遠慮がちに演じつつも、一方で表情に微細な変化をつけ、時にはぐっと前に出て、酔っ払って絡んでみたり。父親との関係を描くシーンでは、笑みを浮かべながら泣いてみたり。 愛らしいけれど実は「骨太」ということもよく把握できている福原さん。細かな演技をしながら、一方で大胆に躍動することもできる。相手の芝居をきちんと受けながらの演技も役者としての感性の鋭さを感じます。「胸を張って自分が住みたいって思えるような部屋をお客さんに紹介したい」とまっすぐな思いを語る月下。カスタマーファーストを貫き、失敗を学びにつなげて確実に成長し頼もしくなっていく。 実は主人公の永瀬も、そんな月下に影響を受けていきます。欠陥マンションをテーマにした回では、ライバル会社から「欠陥の証拠を見せよ」と迫られ、月下はいきなりバールを持ち出し床を剥がし始めた。あっけにとられていた永瀬も、思わず手伝い床の板を剥がすと、そこに隠れていたマンションの欠陥が露出する--。そう、『正直不動産』の中の月下とは、実は上司の永瀬を輝かせるための発光体です。名前は月下でも、月ではなく太陽の役割なのです。 福原さんの愛称は「まいんちゃん」。今回のドラマを見るまで、福原さんのことはあまり詳しく知りませんでした。子役時代にNHKの料理アニメ『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』で柊まいん役を担当していたことも、申し訳ないけれどつい最近知りました。 なるほど、演技の感性は子役時代から磨いてきたのか、と納得です。そして2022年度下期のNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』のヒロイン役にオーディションで選ばれたという福原さん。次の朝ドラを期待しない方が無理でしょう。
2022.06.04 16:00
NEWSポストセブン
1.8億円横領・NHK子会社社員の素顔 「ポルシェ好きでパナメーラやカイエンに乗っていた」
1.8億円横領・NHK子会社社員の素顔 「ポルシェ好きでパナメーラやカイエンに乗っていた」
 6月1日、警視庁捜査2課はNHKグローバルメディアサービス元社員の川崎健治容疑者(44)を詐欺容疑で逮捕した。同社は『NHKスペシャル』などの番組制作を請け負っているNHKの子会社だ。その川崎容疑者の意外な素顔が、取材で明らかになってきた。全国紙社会部記者が事件を説明する。「逮捕容疑は経理担当だった2021年10月下旬ごろ、大相撲九州場所の取材などの名目で正規の発注を装って旅行会社に申込書を提出し、乗車券や新幹線特急券120枚、約105万円分をだまし取ったというもの。川崎容疑者は2017年7月から約4年間、同様の手口で約780回、計約1億8000万円分のチケットを不正に得て、払い戻して現金を手にしていたと見られています」 NHKでは2004年に紅白歌合戦のプロデューサーが制作費約8000万円を横領していたことが発覚し、受信料の未払いが続出。国会でも取り上げられるほどの大騒動になった。今回のケースは金額だけを見れば、それを上回る規模だ。 川崎容疑者の逮捕に驚きの声を上げるのは、公益社団法人・日本ボート協会の関係者だ。「川崎さんは学生時代からボート部で、社会人になってからは日本ボート協会の会員として、長年、ボート競技の発展に貢献していました。協会では審判委員会に所属し、トップに次ぐ“オフィサー”という責任ある立場を担っていた。審判のなかには選手に高圧的な態度をとる人もいるのですが、川崎さんは物腰は柔らかい。また、ボート界には酒癖が悪い人が割と多い。そんな中、川崎さんは酒もほどほどで、潰れた人を介抱する側でした。事務局スタッフからボート協会の上層部まで一目置かれる存在でしたね」 川崎容疑者は詐取した金の使途について、住宅ローンの返済とギャンブルに費やしたと供述している。だが、長年、川崎容疑者の知人だった男性によると、浪費家の面は見受けられなかったという。「大学卒業後、大手有名IT企業に入社したものの、身なりはずっと地味で、ブランド品などを身につけるタイプではなかった。麻雀やパチンコもやらなかったと聞いている。趣味のひとつは車で、ポルシェが好きだったようですが、型落ちのパナメーラやカイエンを乗っていた程度なので給料で買えたと思うのですが……」 川崎容疑者は昨年12月にNHKグローバルメディアサービスを懲戒解雇されている。それと前後して日本ボート協会にも辞意を伝えていた。「突然だったので協会内でも話題になりました。ただ、川崎さんは親しい人には理由を明かしていたのでしょう。一部の関係者は事情を知っていたようで、“なにかお金のトラブルがあったようだ”“返せなくて逮捕されるらしい”と協会内で噂になっていました」(前出・日本ボート協会関係者) 今回の逮捕を受け、NHKグローバルメディアサービスは「ご迷惑をかけた皆様におわびを申し上げる。今後、このようなことが起きないよう、再発防止策を徹底したい」とコメントしている。
2022.06.04 07:00
NEWSポストセブン
テレビ局の視聴率に対する取り組みの変化も影響か(『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』公式サイトより)
『金スマ』は2年で視聴率急落 レギュラー番組低迷で中居正広の正念場
 中居正広が正念場に立たされている。最近、MCを務める番組の視聴率が冴えないのだ。現在のレギュラーは『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)、『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)、『中居正広のキャスターな会』(テレビ朝日系)の3本となっている。「特に『金スマ』の下落ぶりは激しいですね。2年前くらいは2ケタを何度も取っていましたし、志村けんさんの追悼スペシャルの世帯視聴率は20.1%(2020年4月3日。ビデオリサーチ調べ/関東地区。以下同)でした。それが、2年後の今年4月8日は6.8%と約3分の1になりました。3月18日には4.7%を記録しています」(テレビ局関係者) この急降下にはテレビ界の事情が大きく関係しているという。「2年前から個人視聴率が全国的に導入され、局が主に49歳以下を対象とする番組作りを始めた。それまでの世帯視聴率ではなく、『コア視聴率』を狙うようになったんです。この用語は、昨年ダウンタウンの松本人志さんがツイッターで言及したことで業界以外にも浸透したかもしれません。 もともと、『金スマ』は50歳以上に人気がありましたし、F2(女性35歳~49歳)の数字も良かったんです。しかし、コア層の支持獲得を目指し、若者に受けそうな内容に変更したため、F2の視聴者も離れてしまった印象です。『金スマ』は視聴率指標変更の影響をモロに受けましたね」(同前) 以前は高齢者に馴染みのあるタレントのドキュメンタリーがよく放送されていたが、最近はお笑い事務所の特集をしたり、かつての人気企画である社交ダンスを復活させたりと試行錯誤を繰り返している。TBS局内ではどのような評価なのか。「社交ダンスの世帯視聴率は最近にしては悪くなかったですが、それはF3(女性50歳以上)が引き上げたもので、局内の評価はそこまで高くない。TBSは個人視聴率導入の2020年、13歳から59歳までを『ファミリーコア』と定義しました。しかし、1年後に4歳から49歳までの『新ファミリーコア』に変えました。これも『金スマ』には痛かったですね」(TBS関係者) ここまで数字が落ちれば、終了の可能性も出てくるかもしれない。「最近は視聴率が取れないために休止が多いですが、代わりの特番も芳しくない。『金スマ』は知名度の高い番組ですから、新しい鉱脈を見つけて『新ファミリーコア』の数字を取りたい。もし視聴率の高い特番が出てくれば、『金スマ』の立場も怪しくなってきます。打ち切りは当面ないと思いますが……」(同前)若年層を重視するテレビ局とファンの高齢化 中居のもう1つのゴールデン帯の番組である『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)、土曜昼の『中居正広のキャスターな会』(テレビ朝日系)はどうなのか。「日本テレビは13歳から49歳までをコアターゲットとしています。その数字は合格点だと思いますよ。F2が10%を超えることもありますから、すぐには番組テコ入れとはならないでしょう。ただし、日本テレビの場合、決してコア視聴率の悪くなかった『深イイ話』や『今夜くらべてみました』を今春に終了させるなど、“攻めの改編”をしています。そのため、『仰天ニュース』も油断はできません。『キャスターな会』は世帯視聴率が6%前後で、その大半は50歳以上に支えられている番組です。日テレやフジテレビだとすぐに手をつけられてもおかしくないのですが、テレ朝は高齢者も視聴ターゲットに考えているので、この番組はまだまだ続くのではないでしょうか。意外と一番安泰かもしれません。2つとも、視聴率がすごくいいわけではないですけれど」(前出・テレビ局関係者) 春の改編期のスペシャル番組で、中居がメインを務めた番組の視聴率も、そこまで良いとは言えなかった。「3月22日の日本テレビ『中居正広の3番勝負!レジェンドとガチ対決SP』は世帯7.7%でした。コア視聴率も日テレの中では良いとは言えない。28日のフジテレビ『春の番組対抗 タイムリミットバトル ボカーン!』は世帯6.7%で、コア層の数字も良くなかった。いずれもゴールデンタイムですし、全体的にもう少し取りたかった。 21日のNHK『笑いの正体』は漫才をテーマに掘り下げ、ダウンタウンの松本人志がVTR出演するなど中居を起用した効果は絶大でした。それでも、世帯5.1%でした。NHKは広告主がいるわけではないので、視聴率はあまり関係ない局ですが、最近は数字を気にするし、若者にも見てもらおうとする。この番組の視聴者は男女50歳以上が中心でした。良い切り口の番組なので、また放送してほしいです」(同前) 2年前のジャニーズ事務所退所会見では、当意即妙な受け答えで絶賛された中居。どうしてレギュラー番組の視聴率が下がっているのか。「今さらですけど、SMAPの解散は大きかったですよね。SMAPというグループがあるから、ソロ活動も光っていた。メンバーにとって、どちらも切り離せない両輪だった。中居は当時、『アイドルなのに司会もできる』という評価だった。そして芸能界有数の司会者に成長していった。その過程において、SMAPのメンバーだったということは影響していたと思います。 もう1つ、SMAPファン、中居ファンも少しずつ歳を取り、テレビ局が重視する視聴者層から離れていっている人も増えている。その辺が理由ではないでしょうか。もちろんMCだけに低迷の原因があるわけではありません。でも冠番組の視聴率が下がれば、責任は感じるところでしょう」(同前) アイドルから司会者に転身した第一人者である中居がこのまま終わるとは思えない。ここからどう巻き返しをはかっていくのか、注目したい。
2022.06.03 18:00
NEWSポストセブン

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