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R40からの保湿の基本 水をたくさん飲んでも肌の水分量変わらない

「いくらケアしても肌がうるおわない…」。そんな人は、間違った保湿をしている可能性大! ビューティサイエンティストの岡部美代治さんが、乾燥の仕組みやうるおいチェックに関する疑問に答えてくれた。

Q1:20代と40代の乾燥は違うの?
A1:加齢により肌内の保湿成分が減少
「20代の乾燥は保湿ケアの間違いが中心ですが、40代の乾燥は肌内部の保湿成分の減少によるもの。保湿成分が減ると肌内部で水分を保てず、表面から水分がどんどん蒸発して、乾燥が加速します」(岡部さん 以下Q&A内同)

Q2:“うるおい”“乾燥”のサインはどこに出る?
A2:“化粧ノリ”“唇の乾き”でチェックを
「朝、メイクをするときに、ファンデーションがよれず、スッと伸びて密着すれば、肌が充分にうるおっています。また、唇は皮脂腺がなく、もっとも乾燥しやすい部分。唇がカサつき始めたら、空気が乾燥しているサイン。保湿ケアに力を入れましょう」

Q3:水をたくさん飲むと肌はうるおう?
A3:大量に飲む必要はありません
「水を大量に飲んでも、肌の水分量は変わりません。飢餓状態になれば肌はカサつきますが、普通に食事をしていれば充分です。また、加湿器を使うと肌水分の蒸発は抑えられますが、肌の保湿力が高まるわけではありません」

※女性セブン2010年12月16日号

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