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2011.09.18 07:00  週刊ポスト

学習塾塾長「月」君を「ルナ」と読めず以後名前を読まぬ決断

「光宙」と書いて「ぴかちゅう」と読ませる親がいる時代。なかには悪、魔、殺、犯、罰、糞、尿などを届けてきた人もいるという。そんな時代の子どもの名前にまつわるエピソードを、作家の山藤章一郎氏がリポートする。

* * *
以下、近ごろの子どもの名前。

男の子――大翔、悠真、翔、颯太、歩夢、颯真、蒼空、優斗。
女の子――さくら、陽菜、結愛、莉子、美桜、美羽、葵、結衣。

いずれも「明治安田生命調査」による、去年2010年度、全国で新生児の名前の多い順8位までである。

強調しますが、特別な調べの、限られた地域の名前ではない。

この名を正しく読める人はどれだけいるか。
〈悪魔〉くんは、同じ音で字を替えて決着した。

歩夢、結愛は、どうですか?

小平市の学習塾の女性塾長に読んでもらおうとした。初めから断られた。

「おそらく正解できません。月と書いて、ルナと読ませる男の子がいて、以来、自分の判断で最近の子の名前は読まないことにしています。結愛という名の子が、4人いました。全部、読み方が違う。

ふりがなを振って覚えたのです。〈ゆいあ〉〈ゆいな〉〈ゆあ〉〈ゆめ〉
〈愛〉は〈あい〉であって〈あ〉とは読めませんのに」

※週刊ポスト2011年9月30日号

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