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角打ち好きの間で話題の南米テイストなスタンドバーは美女だらけ

バックパッカーの経験もある4代目松澤弘一郎さん

 とにかく角打ちが好きで、それができる店ならどこでも行ってみたいという、人呼んで“流れの角打っチャー”。といってもごくあたりまえの会社勤め人間がほとんどなのだが、そんな男たちの間で、「八丁堀の話、聞いてる?」「なんか、かなりおしゃれな角打ちの店らしいね」と、今、ちょっとした噂になっている店がある。

『スタンドバーMARU』が、それだ。2階と3階にスペイン風料理と南米音楽を楽しめるレストラン『MARU』が入る3階建てのビルの1階にある。

 右半分が酒屋さんのリカーショップ宮田屋、そして左半分と奥が、スタンドバー。つまり角打ちスペースになっている。4代目として店の先頭に立つのは松澤弘一郎さん(38)。

「BGMにサルサなどの南米音楽が流れています。オーダーを受けたり酒や料理を運ぶのがメキシコ系ハーフを含めた美女ばかり。つまみに関しても、スペイン風を中心にした洋はもちろん、刺し盛やごはん系の和まで、どれも評判のメニューを50種類ほど揃えてありますしね」
 なるほど、従来の角打ちのイメージとはちょっと違って、おしゃれだとの声もあがるわけだ。

「角打ちの基本である酒についても、いろいろ考えているんですよ。日本酒は、月替わりで4種類のお勧め銘柄を揃えていますし、ビールにしても、ちょっと珍しい地ビールを置いたり、焼酎ハイボールは、お客さんからリクエストがあってすぐ入れました。リカーショップに集めた世界のワインを、持ち込んで飲めるようにもなっているのも、うちの特徴ですね。持ち込み料を500円いただきますが、同銘柄ならうちで飲むほうが絶対にお得です」

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