100歳までボケないために、食事の次に大切なのが運動だ。『100歳までボケない101の方法』の著者である白澤卓二順天堂大学教授が勧める、日常生活の中でできる簡単な運動習慣を3つ紹介する。
【1】ノルディックウォーキング
スキーに使うストックのような杖を持って、地面を突きながら歩く。これによって歩くスピードは上がり、姿勢は良くなり、歩幅も広くなる。エネルギー消費量も20%アップする。
【2】バランスボールに座る
バランスボールを使えば、自然と体の内側の筋肉(インナーマッスル)が鍛えられる。最初はボールの上に座り、慣れれば座骨を左右に動かすなど、体をゆっくりと動かそう。
【3】始めるなら太極拳
スポーツジムは得てして長続きしない。それよりも太極拳がお勧めだ。うつを改善する効果や、筋力や心肺機能、柔軟性、幸福感を高める効果など、様々報告されている。
※週刊ポスト2012年7月20・27日号