国内

ネットで叩かれる女・叩かれない女の境界線は超明快だった

『メルマガNEWSポストセブン』では、『ウェブはバカと暇人のもの』の著者としても知られるネット編集者の中川淳一郎氏が、その週にネットで話題になったニュースのツボを解説している。現在配信中の29号でも、

「地獄のミサワ 結婚していた!!!!!」
「ついに川越シェフ『史上最悪の修復画』になる」

など、その週にネット上で起きた様々な事件を紹介しているこのコーナー。なかでも今週「もっともネット的」とでもいうべきネタが「盛岡市の事務員の21歳女 ブログに下半身写ったわいせつ画像掲載し逮捕」という事件だ。

 * * *

 まさにタイトル通りの事件なわけですが、この女は昨年12月から今年5月まで、下半身が写ったわいせつ画像6枚を掲載し、「わいせつ電磁的記録媒体陳列」の疑いで逮捕されました。女は容疑を認めているとのことです。

 こうした事件が発生するたびに、ネット上では「無罪!」「なぜ逮捕する!」といった声が多数あがるものです。

 で、もちろん今回もこんな声が出ましたね。

「もっと早く教えろ!!!」
「警察気づくの早すぎ!!!」
「大目に見ろよ、警察」
「なぜこんな天使を捕まえるんだ これは芸術だと思えばアート扱いしたら全く問題ないだろ 誰だよ本当よけいな要らん通報した馬鹿は」

 このように「若い女」がこうしたエロ案件で逮捕されると途端に同情的になるのがネットの常ではあります。

 しかしながら、この女の顔写真が公開され、あまりお美しくない場合、ネットの皆様方は途端に手の平返しをし、「オエーッ」と言ったり、「警察官GJ(グッドジョブ)」とやるもので、結果的には「人は見た目が9割」が正しい、といえそうです。

※参考ページ
21歳女逮捕 自分のブログに下半身写ったわいせつ画像載せる ― スポニチ Sponichi Annex 社会『Ceron.jp』

※メルマガNEWSポストセブン29号

関連キーワード

トピックス

NHK中川安奈アナウンサー(本人のインスタグラムより)
《広島局に突如登場》“けしからんインスタ”の中川安奈アナ、写真投稿に異変 社員からは「どうしたの?」の声
NEWSポストセブン
カラオケ大会を開催した中条きよし・維新参院議員
中条きよし・維新参院議員 芸能活動引退のはずが「カラオケ大会」で“おひねり営業”の現場
NEWSポストセブン
コーチェラの出演を終え、「すごく刺激なりました。最高でした!」とコメントした平野
コーチェラ出演のNumber_i、現地音楽関係者は驚きの称賛で「世界進出は思ったより早く進む」の声 ロスの空港では大勢のファンに神対応も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
襲撃翌日には、大分で参院補選の応援演説に立った(時事通信フォト)
「犯人は黙秘」「動機は不明」の岸田首相襲撃テロから1年 各県警に「専門部署」新設、警備強化で「選挙演説のスキ」は埋められるのか
NEWSポストセブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
5月31日付でJTマーヴェラスから退部となった吉原知子監督(時事通信フォト)
《女子バレー元日本代表主将が電撃退部の真相》「Vリーグ優勝5回」の功労者が「監督クビ」の背景と今後の去就
NEWSポストセブン