ロンドン五輪での日本人選手の活躍に、ビッグカップルの誕生、そして突然の訃報。この1年も多くの出来事に感動し、泣いた。そのなかで放たれた胸打つ言葉の数々から、ロンドン五輪200mバタフライ・松田丈志選手(28才)の名言を紹介します!
「康介さんを手ぶらで帰らせるわけにはいかない」
メダルが獲れなければ帰国の便はエコノミークラスで、親族だけの出迎えに会見もなし。2004年に出場したアテネ五輪でそんな現実を知った松田選手。
200mバタフライで銅メダルを取ったが、その時まだ、これまで水泳界を牽引してきた大先輩の北島康介選手にメダルがないことが気がかりだったという。
そして死に物狂いで臨んだ400mメドレーリレーで、見事に銀メダルに輝いた。このプールサイドのひと言は、2012年の流行語大賞にもノミネートされた。
※女性セブン2012年12月27日・1月1日号