二次ラウンドに入り、盛り上がりを見せているWBC日本代表だが、首脳陣には問題がある。中でも孤立気味といわれているのが、東尾修・投手総合コーチだ。
投手陣の兄貴分として、孫ほどの選手たちを相手に積極的にコミュニケーションを取るものの、「皆、何を聞いても“大丈夫”と答える。なかなか本音をいってくれない」とボヤいているという。
「選手たちが真面目で大人しいので、豪快な性格で明るい東尾さんが、若干浮いてしまっている感がある。それに、宮崎合宿の休養日に帰京し、娘と孫に合流して都内で開催されていたベビーカーのイベントに出席したのも物議を醸した。
それを同僚の与田剛コーチが皮肉っているのも良くない。報道陣からの質問に対し、“休日の過ごし方? イベントに出かけるかもしれないね”なんていっていましたからね」(スポーツ紙デスク)
その与田コーチは前回に続く入閣。ただ、4年前は“いるだけコーチ”と陰口を叩かれたほど、存在感が薄かった。しかも「その評価は今回も変わってない」(同前)とのことで、どっちもどっちである。
※週刊ポスト2013年3月22日号