ビジネス
2013.12.05 07:00 週刊ポスト
餃子の王将 毎朝5時半から社長自ら本社玄関を掃除している

朝5時半から掃除し始業の9時からは「エンジン全開」
最近、掃除をする社長が増えているというが本当か? と思ったら、実際にいました。「餃子の王将」を運営する(株)王将フードサービス(京都市山科区)代表取締役社長・大東隆行さん(72)もその一人だ。
「よその店に行って『汚いなあ』といおうにも、まず自分とこがきれいやないといわれへんやん?」(大東さん)
まだ真っ暗な午前5時半ごろ、本社の玄関を開け、明かりをつけた白長靴姿の大東社長は周りの掃き掃除と水まきを始める。掃除するほど汚れてはいないと指摘すると、「これ、始める前はみんなタバコやら空き缶やら放りよったんやで。やるようになったら誰も捨てへん。お掃除はテレパシーや、伝わるねん」
13年前、社長就任と同時に始めた習慣。もっとも、その前の店長~本部長時代も店掃除は日課。それにしても朝が早いですが?
「誰よりも早く一番乗りが大切。仕事は朝が勝負ちゃうのん? 意欲と勢いと活気でやるもんや。9時にはもうエンジン全開ぐらいでええのちゃう? 昼からの仕事は惰性(笑い)、夜は明日のことを考える。それくらいやないと『仕事できる』とはお世辞にもいえへんのとちゃいますか」(同前)
撮影■渡辺利博
※週刊ポスト2013年12月13日号
関連記事
トピックス

劇場版『名探偵コナン』が好調滑り出し SNS上では「被弾してきた」続出
NEWSポストセブン

父・千葉真一が語る 真剣佑の熱愛とワンオクTakaとの「絶交」報道
女性セブン

新田真剣佑に熱愛、お相手は元有名子役 ワンオクTakaと絶交報道も
NEWSポストセブン

有吉弘行が番組スタッフ全員に配った「内祝い」のものすごい気遣い
NEWSポストセブン

松坂慶子の100才の母が大往生 “絶縁”を越えて自宅で看取るまで
女性セブン

小室圭氏の説明文書 「録音で主張を正当化するのは逆効果」との指摘
週刊ポスト

「神戸の女」美乃すずめvs「湘南の女」小野夕子 下田の海辺で競艶
週刊ポスト

「目と鼻のない娘」が18才になり、母が感じたエンタメの可能性
NEWSポストセブン