「パワハラ」という単語がこれだけ一般的になっても、どうしてもなくならないのが上司からの無遠慮な暴言や失言。OLさんたちが体験した暴言・失言の数々をご紹介します。
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ゆかり(サービス・23歳):ウチの部に、すっごい性格が悪い上司がいてさ~。この間なんて、ちょっとミスしただけで「君みたいな無能な子を採ったウチの人事部も無能だよな」だって!
さとみ(通信・27歳):殺意湧くよね、そういうセリフ。
れいな(メーカー・27歳):ウチの人事部長も嫌味な男でさ~。休暇の申請について質問しに行ったら、「何? 退職届の書き方、聞きに来たの?」だって! 悔しくて泣きながら家に帰ったよ。
あい(金融・33歳):そういうグサリとくる言葉、聞いている周りもツライよね。ウチの営業マンも鬼営業部長に毎日のように「なんで、こんなこともできないの?」「お前なんかよりウチの子供の方がしっかりしてるよ」とかいわれてるんだけど。
さとみ:ひっで~。でも、ウチの毒舌お局はもっとキョーレツ! 私の仕事ぶりがトロいって、「アンタ、尻は軽いくせにフットワークは重いわね」だって! なんで人の尻軽を知ってんの?
れいな:恐怖だねw
ことみ(小売・30歳):私も新人時代は先輩社員にやられたなー。太めだからツッコミやすかったみたいで。
ゆかり:何いわれたの?
ことみ:えっと、「このたこ焼きオバケ」でしょ、「このクォーターパウンダー」でしょ~。あと、「どすこい熟女大相撲」だとか「人間恵方巻」とかさ。茶髪にしてた時は、「金髪ブタ野郎」ともいわれたな~。
さとみ:そこまでいうか! よく辞めなかったね~。
ことみ:今年の猛暑で、オフィスのクーラーの調子が悪くて暑かったときも、その先輩社員が私をちら見して、「お前、早く退社してくれない?」だって(怒)。でも、平気。だって、ずっと呪いをかけてたもん。「お前が辞めろ」とか「飛ばされろー」とかね。で、本当に離島に飛ばされたんだけどさw
ゆかり:ヤッタ! いい気味!
※週刊ポスト2014年10月17日号