中年女性というと妙に馴れ馴れしい人が多いというイメージ。栃木県の印刷会社勤務の男性Kさん(48才)は、48才の奥様の過剰なコミュニケーションに困っているという。
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スーパーのレジとか、ファミレスでオーダーを取りにきた若い娘とか、相手が逃げられない立場と見ると、カミサン(48才)は黙っていられない。
「この、グラタンとハンバーグ、どっちがおすすめ? どうしようかなぁ」とさんざん迷い、「ハンバーグを注文されるお客様が多いですよ」と、ウエートレス嬢から助け船を出されると「じゃ、グラタン」とくる。
これだけでも充分、イヤな客なのに、「あなた、アルバイト? ここは時給いいの? 彼氏、いるんでしょ?」と、次から次。
これをカミサンは「コミュニケーションよ」って言うんだ。
コンビニでもそうで、お酒を買うと、年齢確認の画面にタッチするだろ。その時、レジのアルバイトくんに「ねえ、ワタシィ、何才に見える」って必ず、聞く。
某店のバイトくんは「やっとハタチになったくらいですか~。画面押してくださ~い」って、何の感情もなく答えるけど、カミサンは有頂天。「もう~、いくらなんでもねぇ~」だと。
次は、バイトくんに「ホントのこと、言ってもいいぞ」と耳打ちしてやろうっと。
※女性セブン2014年11月20日号