ライフ

なりゆきで病院紹介の葬儀社と契約するとトラブルになることも

 何の前触れもなくその日はやってくるかもしれない。もし家族が亡くなった時、あなたは冷静に対処できますか? 家族がなくなった後、どんな現実が待っているのか、夫を亡くした妻を例に、葬儀までの流れを追ってみる。

 まずは夫の臨終を迎える病室。息を引き取った夫の手をとり、最後のぬくもりを味わうことができる時間は、そう長くはない。

「死亡直後のエンゼルケア(遺体処置)に約1時間かかり、その後、夫の遺体は霊安室に安置されます。霊安室は落ち着ける所でもないですし、短時間で遺体の搬送業者と搬送先を決めなければなりません。事前に搬送業者を決めていなければ、病院紹介の葬儀社にお願いして、自宅か葬儀業者の持つ遺体安置所に搬送することが多いですね」

 通常、病院紹介の葬儀社に搬送を依頼すると、なりゆきで葬儀まで任せてしまうケースが多く見られる。エンディングデザインコンサルタントの柴田典子さんはこう話す。

「葬儀社をあわてて決めると、納得できない費用を請求されたり、心ないスタッフの対応に泣かされるなどのトラブルが起こりがちです」

 もちろん、病院と提携する業者が悪いわけではないが、夫の死に備えず、充分な検討をしないで葬儀社を決めてしまうと後悔のもとになる。

※女性セブン2014年11月27日号

関連キーワード

トピックス

バドミントンの大会に出場されていた悠仁さま(写真/宮内庁提供)
《部活動に奮闘》悠仁さま、高校のバドミントン大会にご出場 黒ジャージー、黒スニーカーのスポーティーなお姿
女性セブン
三浦瑠麗(本人のインスタグラムより)
《清志被告と離婚》三浦瑠麗氏、夫が抱いていた「複雑な感情」なぜこのタイミングでの“夫婦卒業”なのか 
NEWSポストセブン
ドラマ『Believe -君にかける橋-』で木村の妻役で初共演
初共演・天海祐希もハイテンションに! “木村拓哉の相手役”が「背負うもの」と「格別な体験」
女性セブン
オフの日は夕方から飲み続けると公言する今田美桜(時事通信フォト)
【撮影終わりの送迎車でハイボール】今田美桜の酒豪伝説 親友・永野芽郁と“ダラダラ飲み”、ほろ酔い顔にスタッフもメロメロ
週刊ポスト
わいせつな行為をしたとして罪に問われた牛見豊被告
《恐怖の第二診察室》心の病を抱える女性の局部に繰り返し異物を挿入、弄び続けたわいせつ精神科医のトンデモ言い分 【横浜地裁で初公判】
NEWSポストセブン
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
女性セブン
日本、メジャーで活躍した松井秀喜氏(時事通信フォト)
【水原一平騒動も対照的】松井秀喜と全く違う「大谷翔平の生き方」結婚相手・真美子さんの公開や「通訳」をめぐる大きな違い
NEWSポストセブン
足を止め、取材に答える大野
【活動休止後初!独占告白】大野智、「嵐」再始動に「必ず5人で集まって話をします」、自動車教習所通いには「免許はあともう少しかな」
女性セブン
今年1月から番組に復帰した神田正輝(事務所SNS より)
「本人が絶対話さない病状」激やせ復帰の神田正輝、『旅サラダ』番組存続の今後とスタッフが驚愕した“神田の変化”
NEWSポストセブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン