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スマホ買いSiriに夢中の50才男「美人 居酒屋」と音声検索

 どんどん進化していくスマートフォンだが、果たしてその機能を有効に使えているのだろうか? 千葉県に住むパート勤務の女性Oさん(48才)の夫は食品工場に勤務する50才。その夫が、スマホの機能をくだらない使い方をしているという。

 * * *
 長年、愛用していたガラケーが壊れ、スマホデビューしたら、食事中でもトイレの中でも、寝るまで放さない。

 その夫が最近、夢中になっているのが“Siri”。声を吹き込むと、電話やアラーム設定、調べものができる機能なんだけど、もううんざりよ。

 朝から「日本でいちばん、幅の広い山は?」だの「○□町の町会長は誰でしょう?」だの、くだらない質問をしては「ひゃはは。こいつ、バカだ。母さん。××だってよ」と大騒ぎ。

 相手にしていられないから聞き流していたけど、先日とうとう、そうも言っていられなくなっちゃった。友達の忘年会の会場探しを「オレがやる」と張り切って引き受けた数日後。高校生の娘が「ちょっと来て」と私を風呂の脱衣所に引っ張っていくの。

 何かと思えばお風呂の中から、「かわいい子が働いている居酒屋教えて」「美人 居酒屋」「胸の大きい子 居酒屋」と、次から次。そして最後は「えッ? 確認できないだと? なんでだよッ」ってキレてんの。

「パパ、きっともっと恥ずかしい調べものしていると思う。スマホ、取り上げたほうがいいって」と、娘は言うんだけど、さて、どうしてくれよう。

※女性セブン2015年12月17日号

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