食事シーンも見所のひとつ
越山:いつもイジられますね。でも1年ぐらい前からスタイリストさんを付けているみたいなんです。奥さんが服を買ってくることもあるので、おしゃれ度は向上していますよ。昔は全身暗い色一色ということもありましたから(笑い)。ただせっかく用意してもらっても靴下の色が左右バラバラだったり、3泊4日なのに下着が2枚しかなかったり、「それはないよなー」と思うことはまだまだありますね。
――視聴率はどのように推移していますか?
越山:先ほどの第2弾がハネて15.3%を記録しましたが、基本的には裏番組次第で、必ずしも面白い回が高いとは限らないんです。うちはあくまでスキマ産業のつもりなんですが、何を間違えたのか同時間帯のトップを獲ってしまったことがありまして…。するとニュースに取り上げられて、「何それ?」と話題になるんですが、基本姿勢としては粛々とやっていこうというスタンスです。
――最近はロケ先でもよく声をかけられていますね。
越山:以前は路線バスで旅をしているなんて言うと、「何でそんなことをしているの?」と言われましたが、今はだいぶ認知度も上がりました。番組の説明をしなくてもわかってもらえますし。
――スタートとゴールの“お題”はいつもどのように作っていますか?
越山:何となく日本地図を広げて、「まだここ行けてないね」と言いながら話し合っています。もともとは、「この季節だからここに行こう」という旅番組本来の観光要素も考慮していました。今も取ってつけたようではありますが観光要素も入れています。でも太川さんと蛭子さんはゴールに着くのに必死。マドンナが「観光しましょうよ」と言ってもなかなかそっちに足は向きませんね。蛭子さんはそもそも興味がないんでしょうけど(笑い)。
――番組を観ていてたまに、「これ本当に3泊4日でたどりつけるの?」と思ってしまいますが、正解ルートはちゃんとあるんですか?