「眠り」に気遣うスーパーホテル
一方、東横インやルートインといったチェーンは、全国どこでもほぼ同一の客室だ。利用経験のある者ならば、客室の客室を見ただけでチェーン名が当てられるだろう。客室のコンセプトという点で注目なのはスーパーホテルだ。快適な眠りの追求は科学的な見地にも及び他チェーンの追随を許さない。
また、お得感の打ち出しという点で注目なのが東横インだ。ロビーにミネラルウォーターのサーバーを設置、コンビニエンスストアよりも安い自動販売機や500円のVOD(ビデオ・オン・デマンド:一般的には1000円)などチェックポイントは多い。デスク周りをはじめとした客室の機能性も秀でている。
無料朝食でいえば(アパホテルは導入していない)ルートインは別格だ。煮物、焼き物に加え、揚げ物に卵料理など、1カテゴリーに数種類という豊富なラインナップは他のホテルチェーンの中でも群を抜く、有料朝食と言われても遜色ない内容だ。
全国各地の様々なビジネスホテルを日常的に利用している筆者が注目するポイントとオススメチェーンは以下の通り。
○お得感/東横イン
○無料朝食/ルートインチェーン
○客室のクオリティ/アパホテル(新たに建設された店舗)
○快眠/スーパーホテル
この他、ポイントカードの還元率や大浴場の有無などチェックポイントは多い。各々のスタイルに合わせビジネスホテルチェーンを活用していただきたい。
●写真提供/瀧澤信秋