空気清浄機は、24時間つけっぱなしが基本。つけっぱなしでも、電気代はほとんどの製品が1時間1~2円前後と安い。むしろコストがかかるのはフィルター代のため、最近はフィルター交換なしで長期間使用できるモデルが好評だ。かつ、飽きがこないシンプルデザインが増えている。
“きれいな空気をつくる箱”をコンセプトにデザインされたのは、ダイキン工業の『MCK70T』。壁や床になじみやすいように、直線的なデザインになっているのが特長だ。
ボタン一つで設定できる「おまかせ運転」で、使い勝手も従来と比べ、向上している。「おまかせ運転」中は、部屋の空気の汚れや湿度・室温を自動で見分け、最適な運転をしてくれるしくみだ。乾燥しやすいこの季節、自動で適度な湿度に加湿してくれるのはありがたい。空気清浄や加湿が必要ない時は運転を止め、「みはり運転」に切り替わるためムダもない。
ダイキン工業の空気清浄機は、ダニのフン・死骸や花粉といったアレル物質などの分解効果があるとされる「ストリーマ技術」や、プラスとマイナスが引き合う性質を利用した「電気集塵方式」の採用も魅力だ。「電気集塵」は、アレル物質などをプラスに帯電させ、マイナスに帯電した静電HEPAフィルターで吸着する方法。フィルターが目詰まりしにくく、10年後も集塵力が落ちにくいため長期利用に向いている。