40年以上の歴史を持つ健康雑誌『壮快』が「セックスで健康になる」という理念で2014年5月に立ち上げたのが『壮快Z』。その第6号が5月15日に発刊された。同号には、健康雑誌で培ってきたノウハウを活かし、簡単かつ効果的な性力アップ術も掲載されている。
勃起に関わる重要な神経、勃起中枢を刺激することで性力アップに導く「かかと伸ばし」運動を伝授するのは、坂本均整施術所鍼灸師の佐藤信之氏。均整術とは、姿勢や背骨の歪みを調整し、自然治癒力を引き出して症状の改善を図る治療法だ。
「勃起中枢は、腰椎のひとつである“第一腰椎”に存在しています。均整術では“第一腰椎”を刺激することで、性力の回復や勃起維持力のアップが得られると考えられています」
刺激方法はこうだ。
(1)仰向けに寝て両足を肩幅に開き、腕は体に対して90度。手のひらは床につける。
(2)大きく息を吸いながら両手両足を力いっぱい伸ばし、足のつま先は顔の方に限界まで傾ける。第一腰椎のあたりが持ち上がった感覚が、勃起中枢に有効な刺激が加えられている証拠。ここで軽く息を止める。
(3)そして息を吐き出すと同時に一気に全身の力を抜き、ゆっくりと3回深呼吸する。
これを1セットとして朝晩3セットずつ行なえば、約1か月で効果が実感できるという。
「78歳の男性が若い頃の勃起力を取り戻したという例もあります。ただし血圧の高い方は力の入れ過ぎに注意が必要です」(佐藤氏)
今すぐ「かかと」を刺激しよう。
※週刊ポスト2017年5月26日号