2020年東京オリンピックの開会式までちょうど3年となる7月24日、パナソニックは、東京・有明のパナソニックセンター東京で参加型アクティビティ『いっしょにTOKYOをつくろう。』プロジェクトの発表イベントを開催した。これにともないパナソニックセンター東京はリニューアルした。
『いっしょにTOKYOをつくろう。』プロジェクトは、世界中から東京を訪れた人々に「ワクワクとドキドキでいっぱいの世界に誇れるTOKYO」を感じてもらうための東京2020公認プログラム。東京オリンピックに向けて「スポーツ」「文化」「教育」をテーマとした様々なアクティビティを継続的に展開していく。
◆女子サーフィン宮坂姉妹「世界中に広めたい」
イベントには、東京オリンピックでの活躍が期待される現役アスリートとして、男子バレーボールの福澤達哉選手、男子7人制ラグビーの福岡堅樹選手、藤田慶和選手、パラリンピック女子水泳の森下友紀選手、女子サーフィンの宮坂莉乙子選手、宮坂麻衣子選手が出席。それぞれが3年後の東京オリンピックへの意気込みを語った。
2008年の北京オリンピックに当時最年少で出場したバレーボールの福澤選手は現在31歳。「年齢的なことも含めて、選手としてなのか、社員としてなのか、新たな挑戦をしかけていかないといけない」と選手人生をかけて2020年に向けて挑んでいくと語った。
7人制ラグビーの福岡選手は、2020年東京オリンピックを「最後の大会」と位置づけているとして、「(東京オリンピックで)自分のすべてを出し切る」と力強く語る。大会後は医師になる夢に向けて勉強に取り組んでいくという。一方、リオオリンピックではサポートメンバーとして現地に帯同していたものの、出場できなかった藤田選手は「Revenge」という目標を掲げた。「(出場できなかったことも)悔しかったですし、日本がもう一歩でメダルを獲れなかったことも悔しかった。東京ではしっかり借りを返して、日本ラグビーをさらに勢いづけたいなと思います」と、3年後のリベンジを誓った。
パラ水泳の森下選手は「自分にしかできない泳ぎでメダルを目指します!」と宣言。リオオリンピックでは、出場した個人・団体競技で6つの自己ベストを出し、そのうち4つが日本記録と好成績をおさめた森下選手。「リオではパラリンピックに出ることがいちばんの目標だった」というが、東京では「結果が求められるし、(自分でも)求める」とのことで、メダル獲得も期待できそうだ。