そして、東京オリンピックから新種目に採用されたサーフィンからは美人姉妹として注目される宮坂姉妹が登場。姉の莉乙子選手は「サーフィンの素晴らしさを伝えたい」と東京五輪への思いを表明。「自然を相手にするスポーツなので生半可な気持ちではできないんですけど、ちゃんと波と向き合った時にちゃんと“自然が返してくれる”」と、サーフィンの魅力を語った。妹の麻衣子選手も「“波”に乗る」と3年後への目標を語り、文字通り競技として“波”に乗るだけでなく、「サーフィンを全国に人たち、世界中の人たちに、広めていきたい」という夢を明かした。
◆スケボー、クライミングなどの新競技を体験
『いっしょにTOKYOをつくろう。』プロジェクトのスタートにあわせて、パナソニックセンター東京1階が体験型フロアとしてリニューアル。過去のオリンピックの聖火リレーで使用されたトーチのほか、陸上男子100mのウサイン・ボルト選手が世界記録を出した時の“歩幅”、などが展示されている。ボルトによる100mの世界記録「9秒58」は、およそ時速38kmのスピードで、最高速度時の歩幅はなんと2.75メートルだという。
同フロアには、東京オリンピックから新競技として採用されるスケートボード、サーフィン、スポーツクライミング、空手、パラリンピックのバドミントンの解説ブースも設置。実際にサーフボードに乗ったり、スポーツクライミングのホールドを掴んでみたりと、いろいろなスポーツを気軽に体験することができる。
同じくパナソニックセンター東京1階に設置されている『Active Learning Camp」では、オリンピックやパラリンピックの歴史や理念、世界の多様な価値観や課題を学ぶ参加型教育プログラムを実施。そのほか、小中学生が“取材体験”をする『KIDSプレスセンター』などのアクティビティも行われる。今回のイベントでは、福島県の小学生たちが“記者”となって登場、アスリートたちに囲み取材を行った。さらに、現役大学生が考案した教育型ワークショップも実施されるという。
また、スポーツの魅力をアートとテクノロジーで表現する映像作品を制作・発表する『Sports Design.Camp』を開講。著名なクリエイターを講師として招いたワークショップを開催する。制作した作品は、東京ビッグサイトで行われる東京国際プロジェクションマッピングアワードで招待上映される予定だ。
開幕まであと3年となった東京オリンピック。パナソニックセンター東京で、オリンピックに関する知識を深めてみては?