国内

“異能の主婦”、世田谷一家殺害事件が今年5月に進展と透視

A子さんが描いた犯人の似顔絵

 発生18年目を迎え、いまだ犯人逮捕に至らない世田谷一家4人殺害事件。これは、2000年12月30日深夜~翌31日未明にかけて、東京都世田谷区の会社員宅で両親と2人の子供計4人が殺害された事件だ。現場には洋服や帽子など多数の遺留品が残されていたが、いまだ犯人の特定には繋がっていない。

 2017年12月17日、現場近くの駅前で警視庁捜査一課長自らが、犯人が着ていたトレーナーの特徴が描かれたチラシ入りのマスクを配布し、情報提供を呼びかけた。

「犯人は必ず検挙します。必ず逮捕します。情報提供につきましても、躊躇することなく、積極的にお願いします」

 そう話す捜査一課長の表情は、鬼気迫るものがあった。これまでに投入された捜査員はのべ23万人。犯人逮捕に繋がる有力情報への懸賞金は2000万円にまで引き上げられたこの重大未解決事件に対し、「今年は動きがありそうです」と話す女性がいる。

 本誌・女性セブンで過去に幾度も未解決事件の透視を行い、犯人の似顔絵を描いてきた「異能の主婦」ことA子さん(50才)だ。

 栃木県在住の彼女は、2005年に同県今市市で起きた小一女児殺害事件について、2014年6月に勝又拓哉容疑者が逮捕される以前から、犯人の容貌や年齢、さらには名前まで完ぺきに言い当てていた。

 普段は専業主婦ながら、地元では知る人ぞ知る占い師でもある彼女の透視能力を頼って、栃木県警が2007年に捜査協力を要請していたこともわかり、この事実を勝又容疑者の逮捕時に本誌が報じたところ、大きな話題になった。

 A子さんが世田谷一家殺害事件について語る。

「2014年末から、被害者の1人である父親の宮澤みきおさん(享年44)が枕元に立つようになったんです。まだ成仏できないのでしょう。『どうか犯人を捕まえてください』と言って、事件当時の様子や彼が見た犯人の顔まで細かく話してくれました。父親は、『犯人は知人ではないが、家の周りで見たことがあった』と言っていたので、当時、犯人は自宅周辺を徘徊していたのかもしれません」

 2015年1月、本誌は彼女が書いた犯人の似顔絵を公開。身長170cm、30才前後で、鼻や目の周りにあるホクロが印象的な男の顔だった。捜査本部にも情報を提供すると、電話越しに「A子さんの連絡先を教えてほしい」とお願いされた経緯がある。

「最近も希に父親が夢に出てくるのですが、『犯人は確実に追い詰められている』『大きな動きがあるだろう』と話していたんです。私が視たところ、今年5月頃になにか捜査に進展があるような気がします。父親の言葉は今までにないほど力強かった。今年こそ、一家の無念が晴れるのではないか、という期待を持っています」(A子さん)

 この言葉が現実になる日を祈るばかりである。

※女性セブン2018年1月18・25日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

大谷の母・加代子さん(左)と妻・真美子さん(右)
《真美子さんの“スマホ機種”に注目》大谷翔平が信頼する新妻の「母・加代子さんと同じ金銭感覚」
NEWSポストセブン
トルコ国籍で日本で育ったクルド人、ハスギュル・アッバス被告(SNSより)
【女子中学生と12歳少女に性的暴行】「俺の女もヤられた。あいつだけは許さない…」 執行猶予判決後に再び少女への性犯罪で逮捕・公判中のクルド人・ハスギュル・アッバス被告(21)の蛮行の数々
NEWSポストセブン
二階俊博・元幹事長の三男・伸康氏が不倫していることがわかった(時事通信フォト)
【スクープ】二階俊博・元自民党幹事長の三男・伸康氏が年下30代女性と不倫旅行 直撃に「お付き合いさせていただいている」と認める
NEWSポストセブン
雅子さまにとっての新たな1年が始まった(2024年12月、東京・千代田区。写真/宮内庁提供)
《雅子さま、誕生日文書の遅延が常態化》“丁寧すぎる”姿勢が裏目に 混乱を放置している周囲の責任も
女性セブン
M-1王者であり、今春に2度目の上方漫才大賞を受賞したお笑いコンビ・笑い飯(撮影/山口京和)
【「笑い飯」インタビュー】2度目の上方漫才大賞は「一応、ねらってはいた」 西田幸治は50歳になり「歯が3本なくなりました」
NEWSポストセブン
司忍組長も姿を見せた事始め式に密着した
《山口組「事始め」に異変》緊迫の恒例行事で「高山若頭の姿見えない…!」館内からは女性の声が聞こえ…納会では恒例のカラオケ大会も
NEWSポストセブン
浩子被告の顔写真すら報じられていない
田村瑠奈被告(30)が抱えていた“身体改造”願望「スネークタンにしたい」「タトゥーを入れたい」母親の困惑【ススキノ首切断事件】
NEWSポストセブン
「好きな女性アナウンサーランキング2024」でTBS初の1位に輝いた田村真子アナ(田村真子のInstagramより)
《好きな女性アナにランクイン》田村真子、江藤愛の2トップに若手も続々成長!なぜTBS女性アナは令和に躍進したのか
NEWSポストセブン
筑波大学・生命環境学群の生物学類に推薦入試で合格したことがわかった悠仁さま(時事通信フォト)
《筑波大キャンパスに早くも異変》悠仁さま推薦合格、学生宿舎の「大規模なリニューアル計画」が進行中
NEWSポストセブン
『世界の果てまでイッテQ!』に「ヴィンテージ武井」として出演していた芸人の武井俊祐さん
《消えた『イッテQ』芸人が告白》「数年間は番組を見られなかった」手越復帰に涙した理由、引退覚悟のオーディションで掴んだ“準レギュラー”
NEWSポストセブン
10月1日、ススキノ事件の第4回公判が行われた
「激しいプレイを想像するかもしれませんが…」田村瑠奈被告(30)の母親が語る“父娘でのSMプレイ”の全貌【ススキノ首切断事件】
NEWSポストセブン
12月6日に急逝した中山美穂さん
《追悼》中山美穂さん、芸能界きっての酒豪だった 妹・中山忍と通っていた焼肉店店主は「健康に気を使われていて、野菜もまんべんなく召し上がっていた」
女性セブン