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洋食の巨匠シェフが惚れた「昔ながらの東京ラーメン」の味

『餃子の末っ子』の「ラーメン」600円(撮影/岩本 朗)

 類い希なる味覚を持つ、一流料理人たち。そんなシェフ行きつけの「ラーメンの名店」を教えてもらった。洋食界の巨匠として知られる『レストラン大宮』の大宮勝雄シェフが惚れ込んでいるのは、東京・浅草にある『餃子の末っ子』のラーメンだ。

 下町・浅草で愛されている昭和34(1959)年創業の老舗店。看板メニューの秘伝の手作り餃子とともに、昔ながらの醤油ラーメンを今に伝える。豚骨と地元の老舗鶏肉専門店から取り寄せている国産鶏の手羽先で煮込むスープは、あっさりながらも滋味深く、細麺の風味を引き立てる。優しい味わいは飲んだ後の締めにもピッタリ。大宮シェフが語る。

「私の地元・浅草にあり、家族みんなで通っています。澄んだスープに細麺、具もシンプルな昔ながらの東京ラーメン。あっさりとして飽きがこない、ほっとする味がいいですね」

◆餃子の末っ子
・住所/東京都台東区浅草5-17-8
・営業時間/18時~不定時
・定休日/月曜日

※週刊ポスト2018年9月14日号

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