スポーツ

買春バスケ選手 復帰嘆願署名運動が「時期尚早」と炎上

まだ禊は済んでいない?(時事通信フォト)

 アメリカンフットボール、ボクシング、女子体操、レスリング……2018年はアマチュアスポーツ界で不祥事が多発したが、8月のアジア大会中に買春行為に走ったことがバレたのは、バスケットボール男子代表選手たち。永吉佑也(27)、橋本拓哉(24)、佐藤卓磨(23)、今村佳太(22)の4選手が、ジャカルタ(インドネシア)の歓楽街で交渉して女性とホテルに行き、買春行為に及んだのだ。

 4人揃って1年の出場資格停止処分となったが、4か月後に“再炎上”したのが新潟アルビレックス所属の今村である。12月8日、新潟の試合会場を訪れたBリーグの大河正明チェアマン(60)が、今村の反省の態度を評価した上で、地元ファンを前に、

「どんどん僕の方に声を届けてください!」

 と呼び掛け、真に受けたチームが早期復帰を嘆願する署名活動開始をHPで告知したところ、「時期尚早」と活動への批判が殺到。即中止に追い込まれた。

 当の今村は、長岡市内のスポーツ施設などで清掃ボランティア中。現地を訪ねると、朝7時前からガラスなどを拭く長身の今村の姿があった。本人は「お話はできません」とするのみだったが、施設の職員は「すごく真面目に掃除していますよ」というから、チェアマンの呼び掛けはいい迷惑だっただろう。

※週刊ポスト2019年1月1・4日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

絶頂期のブルゾンちえみ。2017年撮影(時事通信フォト)
《ブルゾンちえみ》独立で芸名使えなくなった藤原しおり「SNS全閉鎖」の背景に“苦渋の決断”
NEWSポストセブン
サンゴの粉で
小雪が実践する「サンゴの粉で洗濯」 環境保全のためのはずが逆効果になってしまうことも
女性セブン
65才の2人を目撃
《65才とは思えない》ピンク・レディーのミーとケイ「すごい現役感」驚愕の私服姿
NEWSポストセブン
シャンパンファイトでは率先して輪の中心に(写真/共同通信社)
大谷翔平の食生活 得意料理はパエリア、酒は飲めるが必要性を感じないため飲まない
女性セブン
立候補した岸信千世(時事通信フォト)
岸信千世氏 当選前に会費1人2万円の大規模政治資金パーティー、お土産はドリップコーヒーパック1箱
NEWSポストセブン
みきママが離婚発表、“シングルファーザー宣言”の元夫に直撃 親権は「まだ決まってない」
みきママが離婚発表、“シングルファーザー宣言”の元夫に直撃 親権は「まだ決まってない」
女性セブン
除名されたガーシー氏(時事通信フォト・旧NHK党)
《キャラ変》ガーシー容疑者が「暴露系YouTuber」引退宣言 今後は「ドバイのおいしい店情報」発信へ
NEWSポストセブン
スーツ姿のサマになる(2022年。写真/共同通信社)
大谷翔平、ブランドと契約し「チームでいちばんダサい」から脱却 ヘアカットは水原通訳と近所の理髪店
女性セブン
「中村さん」と呼んでいた水トちゃん
水卜麻美アナの結婚秘話 中村倫也が交際バレないために芸能人御用達マンションに引っ越し、呼び方は「中村さん」
女性セブン
岸谷香&五朗の長男が
岸谷五朗&香夫妻の長男が、金髪ロン毛、口ピアスのYouTuberになっていた「小室圭さんを救いたい」発言も
女性セブン
リラックスした表情に多くのファンが胸キュン(左は水原氏。写真/共同通信社)
大谷翔平「バルコニーにジャグジー」「愛車はポルシェ」のカリフォルニア生活「近づくといい香り」証言も
女性セブン
介護ポストセブンがキャンペーンを実施中
【Amazonギフト券総額10万円分プレゼント!】無料読者会員サービス「介護のなかま」大募集!
NEWSポストセブン