アルマ船長がインタビューに応じた(SNS「リンクトイン」より)
イタリアでは、2012年に同国で起きたクルーズ船座礁事故で船長が乗客を見捨てて一目散に避難した行動と対比して報道され、アルマ船長の勇敢さが強調された。
「船に最後まで残るのは私の義務だ」という信念を貫き通したアルマ船長は今後も船に乗り続ける。
「今回の経験で、困難は必ず乗り越えられる、という自信がついた。人生は常に前に進まねばならない」
横浜市港湾局によると、ダイヤモンド・プリンセス号は5月中旬に横浜港を出港し、マレーシアへ向かったという。日本発着クルーズは12月上旬まで中止が決まっている。
※週刊ポスト2020年8月14・21日号