ライフ

医師が支持する解熱鎮痛薬 重視するのは効き目と安全性

膨大な数の市販薬から自分に合ったものを見つけるのは至難の業

 日経メディカルが行った調査によると、2020年6月の患者数は例年の約45%減だったという。院内感染のリスクもあるから、少々の不調なら病院に行かずに「家で寝て治したい」と思っている人は多いだろう。熱が出た時、病気の専門家である医師たちは、どんな市販薬を飲んでいるのか?

 解熱鎮痛薬の中で医師たちから特に多くの支持を集めたのは『ロキソニンS』と『タイレノールA』。前者は効き目、後者は安全性が決め手だったようだ。形成外科医の北條元治さんが言う。

「『ロキソニンS』はとにかくすぐに効く。風邪をひいて熱が出たときは速やかに服用しています」

 対して『タイレノールA』の主成分であるアセトアミノフェンは、「赤ちゃんでも坐薬として使えるほど安全性が高い」という。内科医の近藤千種さんはいう。

「病院で軽い頭痛を訴える患者に処方する『カロナール』と同一成分です」(近藤さん)
 耳鼻咽喉科医の木村聡子さんも、いざというときには『タイレノールA』を頼りにしている。

「肩こりからくる頭痛がひどいときや、のどが痛むときに。どちらもアセトアミノフェンだけなので、安心して使えます。ただし、いくら優しい薬でも用量は大人用。自分の子供用には、夜中の急な発熱や中耳炎の痛みなどに備えて『小児用バファリン』を常備。粒が小さくて味も甘いため、子供も嫌がらずにのんでくれます」(木村さん)

解熱鎮痛薬以外にも名医がすすめる市販薬はある

※女性セブン2020年9月24日・10月1日号

関連記事

トピックス

足を止め、取材に答える大野
【活動休止後初!独占告白】大野智、「嵐」再始動に「必ず5人で集まって話をします」、自動車教習所通いには「免許はあともう少しかな」
女性セブン
今年1月から番組に復帰した神田正輝(事務所SNS より)
「本人が絶対話さない病状」激やせ復帰の神田正輝、『旅サラダ』番組存続の今後とスタッフが驚愕した“神田の変化”
NEWSポストセブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
女性セブン
山下智久と赤西仁。赤西は昨年末、離婚も公表した
山下智久が赤西仁らに続いてCM出演へ 元ジャニーズの連続起用に「一括りにされているみたい」とモヤモヤ、過去には“絶交”事件も 
女性セブン
日本、メジャーで活躍した松井秀喜氏(時事通信フォト)
【水原一平騒動も対照的】松井秀喜と全く違う「大谷翔平の生き方」結婚相手・真美子さんの公開や「通訳」をめぐる大きな違い
NEWSポストセブン
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
大谷翔平の伝記絵本から水谷一平氏が消えた(写真/Aflo)
《大谷翔平の伝記絵本》水原一平容疑者の姿が消失、出版社は「協議のうえ修正」 大谷はトラブル再発防止のため“側近再編”を検討中
女性セブン
被害者の宝島龍太郎さん。上野で飲食店などを経営していた
《那須・2遺体》被害者は中国人オーナーが爆増した上野の繁華街で有名人「監禁や暴力は日常」「悪口がトラブルのもと」トラブル相次ぐ上野エリアの今
NEWSポストセブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
運送会社社長の大川さんを殺害した内田洋輔被告
【埼玉・会社社長メッタ刺し事件】「骨折していたのに何度も…」被害者の親友が語った29歳容疑者の事件後の“不可解な動き”
NEWSポストセブン