芸能

錦戸亮が武道館初の無観客ライブ開催へ、新たな歴史への反響は

錦戸亮が武道館の歴史を塗り替える(公式サイトより)

 2019年9月にジャニーズ事務所を退所して以降も精力的なソロ活動を続けてきた元「関ジャニ∞」の錦戸亮が、10月8日に無観客オンラインライブ『錦戸亮 ONLINE LIVE “不撓不屈” at 日本武道館』を開催する。日本武道館で無観客ライブが行われるのは、1964年に開館して以来、初めてのことだという。

 1966年に来日したビートルズによる伝説の武道館公演から“ロックの殿堂”というイメージが強かった武道館も、2000年代以降はハロープロジェクトやAKB48グループを始めとするアイドルグループに門戸を開き、ロック以外のジャンルにおいてもひとつの登竜門となっている。

 今回の無観客ライブ開催について錦戸は、「本来なら秋にアリーナツアーを予定していましたが、昨今の状況を鑑みた結果、僕自身初めての配信ライブに挑戦させて頂く事となりました。しかもあの日本武道館で。初めての武道館で初めての配信ライブ。普段から応援して頂いているファンの皆さんはもちろん、初めての方にも届けられると嬉しいです。武道館の無駄遣いを是非ご覧下さい!」とのコメントを発表している。

 ライブタイトルの「孤軍奮闘」という言葉が示すとおり、元ジャニーズ人気アイドルが、長きにわたる日本武道館の歴史を塗り替えることに注目が集まる。そうした中で、やはりロックバンドにとって“ロックの殿堂”である武道館は憧れの舞台。ロックバンドのファンにとっても、贔屓のバンドが武道館公演をするのは目標のひとつだろう。そうしたファンは、今回の錦戸の武道館ライブ開催を、どう受け止めているのだろうか。

 武道館を目指すラウドロック系の某バンドを応援しているという女性ファン・Aさん(10代・女性)は、率直な思いをこう語る。

「私が応援しているバンドは、ちょっとお茶の間志向、コミカル路線のラウドロック・バンドです。ファンも同世代から30代くらいまでが多いのですが、かねてより『武道館、アリーナ、紅白が目標だ!』と大きく夢を掲げています。実際に知名度もアップしてきましたが、現在もライブハウスがメインなので、武道館が実現するのは少し先だと思います。

 錦戸さんが無観客で武道館ライブをするということについて、『さすが元関ジャニさんだ!』と素直にすごいと思いましたね。ジャニーズアイドルは詳しくないですが、若手や中堅バンドの場合はまずは動員を増やすことに心血を注ぐので、無観客でも武道館を貸し切れるのは人気がある証拠だと思います」(Aさん)

関連キーワード

関連記事

トピックス

12月6日に急逝した中山美穂さん
《追悼》中山美穂さん、芸能界きっての酒豪だった 妹・中山忍と通っていた焼肉店店主は「健康に気を使われていて、野菜もまんべんなく召し上がっていた」
女性セブン
トンボをはじめとした生物分野への興味関心が強いそうだ(2023年9月、東京・港区。撮影/JMPA)
《倍率3倍を勝ち抜いた》悠仁さま「合格」の背景に“筑波チーム” 推薦書類を作成した校長も筑波大出身、筑附高に大学教員が続々
NEWSポストセブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
【入浴中の不慮の事故、沈黙守るワイルド恋人】中山美穂さん、最後の交際相手は「9歳年下」「大好きな音楽活動でわかりあえる」一緒に立つはずだったビルボード
NEWSポストセブン
結婚披露宴での板野友美とヤクルト高橋奎二選手
板野友美&ヤクルト高橋奎二夫妻の結婚披露宴 村上宗隆選手や松本まりかなど豪華メンバーが大勢出席するも、AKB48“神7”は前田敦子のみ出席で再集結ならず
女性セブン
スポーツアナ時代の激闘の日々を振り返る(左から中井美穂アナ、関谷亜矢子アナ、安藤幸代アナ)
《中井美穂アナ×関谷亜矢子アナ×安藤幸代アナ》女性スポーツアナが振り返る“男性社会”での日々「素人っぽさがウケる時代」「カメラマンが私の頭を三脚代わりに…」
週刊ポスト
NBAロサンゼルス・レイカーズの試合を観戦した大谷翔平と真美子さん(NBA Japan公式Xより)
《大谷翔平がバスケ観戦デート》「話しやすい人だ…」真美子さん兄からも好印象 “LINEグループ”を活用して深まる交流
NEWSポストセブン
(時事通信フォト)
「服装がオードリー・ヘプバーンのパクリだ」尹錫悦大統領の美人妻・金建希氏の存在が政権のアキレス腱に 「韓国を整形の国だと広報するのか」との批判も
NEWSポストセブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
《私には帰る場所がない》ライブ前の入浴中に突然...中山美穂さん(享年54)が母子家庭で過ごした知られざる幼少期「台所の砂糖を食べて空腹をしのいだ」
NEWSポストセブン
亡くなった小倉智昭さん(時事通信フォト)
《小倉智昭さん死去》「でも結婚できてよかった」溺愛した菊川怜の離婚を見届け天国へ、“芸能界の父”失い憔悴「もっと一緒にいて欲しかった」
NEWSポストセブン
再婚
女子ゴルフ・古閑美保「42才でのおめでた再婚」していた お相手は“元夫の親友”、所属事務所も入籍と出産を認める
NEWSポストセブン
54歳という若さで天国に旅立った中山美穂さん
【入浴中に不慮の事故】「体の一部がもぎ取られる」「誰より会いたい」急逝・中山美穂さん(享年54)がSNSに心境を吐露していた“世界中の誰より愛した人”への想い
NEWSポストセブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《真美子さんのバースデー》大谷翔平の “気を遣わせないプレゼント” 新妻の「実用的なものがいい」リクエストに…昨年は“1000億円超のサプライズ”
NEWSポストセブン