武道館ライブを目標に掲げている某ヴィジュアル系バンドのファン・Bさん(30代・男性)は、このように語る。
「僕が応援しているバンドは、もう10年以上活動を続けているバンドです。演奏技術も高く、実力派のバンドでヘヴィメタル好きの男性ファンも多い。ただ、今このジャンルの音楽シーンは正直、人気が下火なんですね。ライブハウスのツアーでさえ、すべてソールドアウトさせることは難しいです。そこにきてコロナがあり、ライブハウスが主戦場のヴィジュアル系やメタル系バンドは苦しんでいると思います」(Bさん)
自分が応援しているバンドが長年実現できない武道館公演を、錦戸が実現させることについては、どう感じているのか?
「僕はこのニュースを見て、率直に錦戸さんの高感度が上がりました。そもそも関ジャニ時代は当たり前のように5万人規模の東京ドームで公演をしていたわけですよね? それでも発表コメントに『あの日本武道館で』という言葉があった。キャパで軽んじることなく、武道館に憧れを持ってくれているのは、素直に嬉しいです。今はソロ楽曲も作詞作曲されているそうで、ロックシンガーとしても注目したいと思います」(Bさん)
先日はコロナ禍で大規模なファンミーティングを成功させ、エンタメの新たな形を提示してみせた錦戸亮。「新しい生活様式」が徐々に定着していくなか、武道館での無観客配信ライブという新たな試みも、他のアーティストの今後の活動に影響を与えるのかもしれない。