芸能

さまぁ~ずチーフマネジャーがセクハラ解雇 こじるりの恩師

ショックを受けているさまぁ~ずの大竹と三村(写真/時事通信社)

ショックを受けているさまぁ~ずの大竹と三村(写真/時事通信社)

 セクハラ被害などの告発に対し、「私も」と声をあげる「#MeToo」運動。ハリウッドや韓国芸能界で一大ムーブメントになったが、先日、日本の芸能界でもそんな動きが起こった。

「ホリプロでお笑いコンビ・さまぁ~ずのチーフマネジャーを務めていたAさんが、11月上旬に諭旨解雇されたんです。社内向けに出された文書には、解雇理由として“長期にわたるセクハラとパワハラ行為があった”旨が書かれていました。Aさんの上司3人も“管理不行き届き”でけん責処分や口頭注意を受けています」(芸能関係者)

 ホリプロといえば、和田アキ子(70才)や綾瀬はるか(35才)らが所属する大手芸能事務所。そのなかでA氏は、さまぁ~ずを人気芸人に押し上げ、新人発掘を目的としたオーディション「ホリプロタレントスカウトキャラバン」に携わったこともある“やり手”として知られる存在だった。

 A氏は10年以上前からセクハラとパワハラを繰り返していたという。

「女性社員への性的な発言で不快な思いをさせたり、食事の際に隣になった社員の体やお尻を触ることもあったようです。何年も明るみに出なかったのは、Aさんが社内で上の立場だったから。セクハラ行為を告発すれば、自分の立場が危うくなるという恐怖が、女性社員にあったのかもしれません。

 これではいけないと被害女性数人が立ち上がり、社外の人間にも相談したことで外部にまでAさんのセクハラ話が広がった。それで会社が処分を下したともいわれています」(前出・芸能関係者)

 A氏がかかわった「ホリプロタレントスカウトキャラバン」でグランプリを受賞し、芸能生活をスタートさせたのが小島瑠璃子(26才)だ。

「小島さんにとってA氏は恩師ともいえる存在。一方で被害を受けた女性社員の気持ちは、同じ女性として痛いほどよくわかる。小島さんも困惑しているようです」(前出・芸能関係者)

 長年共に歩いてきたさまぁ〜ずの三村マサカズ(53才)、大竹一樹(52才)も被害者だといえるかもしれない。

「2人とAさんとの関係は15年以上になります。Aさんの結婚式にも参加していましたし、お子さんのことも知っています。ユーモアのある人で面倒見もよく、マネジャーとしては優秀だったのですが……」(別の芸能関係者)

 折しも、先日、日本俳優連合が芸能人専用の「セクハラ被害などの相談窓口」を設置することが報じられたばかり。タイミングは最悪だ。

 A氏を信頼していたであろうさまぁ~ずの2人は、解雇されるまでセクハラの事実を知らなかったという。

※女性セブン2020年12月3日号

関連記事

トピックス

岡田監督
【記事から消えた「お~ん」】阪神・岡田監督が囲み取材再開も、記者の“録音自粛”で「そらそうよ」や関西弁など各紙共通の表現が消滅
NEWSポストセブン
成田きんさんの息子・幸男さん
【きんさん・ぎんさん】成田きんさんの息子・幸男さんは93歳 長寿の秘訣は「洒落っ気、色っ気、食いっ気です」
週刊ポスト
愛子さま
【愛子さま、日赤に就職】想定を大幅に上回る熱心な仕事ぶり ほぼフルタイム出勤で皇室活動と“ダブルワーク”状態
女性セブン
テレビや新聞など、さまざまなメディアが結婚相手・真美子さんに関する特集を行っている
《水原一平ショックを乗り越え》大谷翔平を支える妻・真美子さんのモテすぎ秘話 同級生たちは「寮内の食堂でも熱視線を浴びていた」と証言 人気沸騰にもどかしさも
NEWSポストセブン
嵐について「必ず5人で集まって話をします」と語った大野智
【独占激白】嵐・大野智、活動休止後初めて取材に応じた!「今年に入ってから何度も会ってますよ。招集をかけるのは翔くんかな」
女性セブン
行きつけだった渋谷のクラブと若山容疑者
《那須2遺体》「まっすぐ育ってね」岡田准一からエールも「ハジけた客が多い」渋谷のクラブに首筋タトゥーで出没 元子役俳優が報酬欲しさに死体損壊の転落人生
NEWSポストセブン
不倫騒動や事務所からの独立で世間の話題となった広末涼子(時事通信フォト)
《「子供たちのために…」に批判の声》広末涼子、復帰するも立ちはだかる「壁」 ”完全復活”のために今からでも遅くない「記者会見」を開く必要性
NEWSポストセブン
前号で報じた「カラオケ大会で“おひねり営業”」以外にも…(写真/共同通信社)
中条きよし参院議員「金利60%で知人に1000万円」高利貸し 「出資法違反の疑い」との指摘も
NEWSポストセブン
二宮が大河初出演の可能性。「嵐だけはやめない」とも
【全文公開】二宮和也、『光る君へ』で「大河ドラマ初出演」の内幕 NHKに告げた「嵐だけは辞めない」
女性セブン
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
女性セブン
JR新神戸駅に着いた指定暴力団山口組の篠田建市組長(兵庫県神戸市)
【ケーキのろうそくを一息で吹き消した】六代目山口組機関紙が報じた「司忍組長82歳誕生日会」の一部始終
NEWSポストセブン
品川区で移送される若山容疑者と子役時代のプロフィル写真(HPより)
《那須焼損2遺体》大河ドラマで岡田准一と共演の若山耀人容疑者、純粋な笑顔でお茶の間を虜にした元芸能人が犯罪組織の末端となった背景
NEWSポストセブン