ライフ

オンライン婚活、生活感見えるのが利点 マイク切り忘れに注意

オンライン婚活に記者が挑戦(イメージ)

オンライン婚活に記者が挑戦(イメージ)

 婚活イベントに通う男女が増えているという。婚活イベント最大手・エクシオジャパンの広報担当によれば「特に人気のイベントは『再婚希望&理解者向け』と『60・70歳代編』で今年8月から10月の参加者の割合は前年比169%増です」とのこと。自身もバツイチで再婚を考える本誌・週刊ポストの40代女性記者がこのご時世ならではの婚活イベントに参加し、様々な人間模様を見た──。

 * * *
 私が参加したのは、まさにコロナ禍によって生み出された“新しい婚活様式”とも言えるオンライン婚活。チャット・オンライン会議ツール「ズーム」を利用したもので、当日の開始1時間前までに参加登録をし、スマホかパソコンさえあれば参加できる気軽な婚活イベントだ。

 住居地や年齢制限がないオンライン婚活に参加したところ、30~60代まで幅広い年齢層の男性5人と女性9人が集まっていた。

 イベント主催者によれば、「医療従事者のような“不要不急の外出を控えて”と言われている方々に出会いやすい場。女性の参加割合が多い傾向にあり、オンライン婚活は年齢制限がないものも多いので、幅広い年齢の女性に出会いたい男性にはお勧めかもしれません」。

 イベント開始後、接続方法がわからないと言う60代男性がいたが、司会者が「ここをクリックしてください」などと丁寧に教え、無事に接続することができたようだった。

 初めに話したのは大阪在住の40代男性。自宅の部屋からアクセスしているようで、背後にスーツがかけられている壁が見える。このように相手の“生活感”が見えるところもオンライン婚活のメリットだ。

「どうも~! どちらから参加されてるんですか? あ、東京? 今日何かいいことありました?」

 関西ノリの軽い感じで話しかけてくる。「特にいいことはありませんでした」と答えると、「ほな、出会えたことが今日イチですなあ! ワハハハ!」(40代男性)

関連キーワード

関連記事

トピックス

エンゼルス時代、チームメートとのコミュニケーションのためポーカーに参加していたことも(写真/AFP=時事)
《水原一平容疑者「違法賭博の入り口」だったのか》大谷翔平も参加していたエンゼルス“ベンチ裏ポーカー”の実態 「大谷はビギナーズラックで勝っていた」
週刊ポスト
中条きよし氏、トラブルの真相は?(時事通信フォト)
【スクープ全文公開】中条きよし参院議員が“闇金顔負け”の年利60%の高利貸し、出資法違反の重大疑惑 直撃には「貸しましたよ。もちろん」
週刊ポスト
昨秋からはオーストラリアを拠点に練習を重ねてきた池江璃花子(時事通信フォト)
【パリ五輪でのメダル獲得に向けて】池江璃花子、オーストラリア生活を支える相方は元“長友佑都の専属シェフ”
週刊ポスト
大の里
新三役・大の里を待つ試練 元・嘉風の中村親方独立で懸念される「監視の目がなくなる問題」
NEWSポストセブン
店を出て並んで歩く小林(右)と小梅
【支払いは割り勘】小林薫、22才年下妻との仲良しディナー姿 「多く払った方が、家事休みね~」家事と育児は分担
女性セブン
テレビや新聞など、さまざまなメディアが結婚相手・真美子さんに関する特集を行っている
《水原一平ショックを乗り越え》大谷翔平を支える妻・真美子さんのモテすぎ秘話 同級生たちは「寮内の食堂でも熱視線を浴びていた」と証言 人気沸騰にもどかしさも
NEWSポストセブン
「特定抗争指定暴力団」に指定する標章を、山口組総本部に貼る兵庫県警の捜査員。2020年1月(時事通信フォト)
《山口組新報にみる最新ヤクザ事情》「川柳」にみる取り締まり強化への嘆き 政治をネタに「政治家の 使用者責任 何処へと」
NEWSポストセブン
乱戦の東京15区補選を制した酒井菜摘候補(撮影:小川裕夫)
東京15区で注目を浴びた選挙「妨害」 果たして、公職選挙法改正で取り締まるべきなのか
NEWSポストセブン
愛子さま
【愛子さま、日赤に就職】想定を大幅に上回る熱心な仕事ぶり ほぼフルタイム出勤で皇室活動と“ダブルワーク”状態
女性セブン
行きつけだった渋谷のクラブと若山容疑者
《那須2遺体》「まっすぐ育ってね」岡田准一からエールも「ハジけた客が多い」渋谷のクラブに首筋タトゥーで出没 元子役俳優が報酬欲しさに死体損壊の転落人生
NEWSポストセブン
成田きんさんの息子・幸男さん
【きんさん・ぎんさん】成田きんさんの息子・幸男さんは93歳 長寿の秘訣は「洒落っ気、色っ気、食いっ気です」
週刊ポスト
「週刊ポスト」本日発売! 岸田自民「補助金バラ撒きリスト」入手ほか
「週刊ポスト」本日発売! 岸田自民「補助金バラ撒きリスト」入手ほか
NEWSポストセブン